日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

2008-01-01から1年間の記事一覧

『篤姫』第33回

放映日の日曜日は名古屋遠征でしたので、録画にて鑑賞いたしました。 サブタイトルも「皇女和宮」ということで、和宮初登場の回でした。堀北真希ちゃんの和宮は、こういう純粋で誇り高いプリンセスは素敵だけど、これじゃ天璋院、苦労するだろうな、と匂わせ…

中日劇場『エリザベート』感想(2008.8.17マチネ)(その2)

というわけで、昨日の『エリザベート』感想の続きです。今回改めてしっかり注目して見てきたのは、皇帝フランツ・ヨーゼフ。禅さんのフランツの若作りっぷりにぶっ飛んだだけでなく、「フランツって……こんなに孤独な人だったっけ?」とすっかり惹きつけられ…

中日劇場『エリザベート』感想(2008.8.17マチネ)(その1)

エリザベート=涼風真世 トート=山口祐一郎 マックス=村井国夫 ルイジ・ルキーニ=高嶋政宏 フランツ・ヨーゼフ=石川禅 ゾフィー=寿ひずる ルドルフ=伊礼彼方 1回のみではありますが、ようやく2008年版『エリザベート』を中日劇場まで観に行くことがで…

名古屋の夜

本日暑い中、15時過ぎに新幹線で名古屋入りしました。 実は人生初の名古屋上陸。今まで他の町に行き来する途中経路として乗り換えに使ったことは何度かありましたが、駅の外に出るのは本当に初めてなのです。普通に仕事や観光が目的ではなく、観劇目的で初上…

名古屋へ……

この夏、久々に再会した友人に、「アナタの観劇ブログは理路整然と盲目になっている」と言われました。ええ、「愛が」ということですね(^_^;)。……流石に文章書きの友人だけあって、鋭いツッコミです。 萌えとか感情をだだ洩れさせるだけの文章は美しくない、…

『篤姫』第32回

今週日曜の夜は外出していたため見損ねていましたが、次の日曜は遠征だし、早く見なければ、ということで、本日ようやく録画で視聴いたしました。今回、ついに天璋院の盟友・幾島が大奥を去って行ってしまいました。最後、どこか目元がウルっと来ていたもの…

『スーザンを探して』上演決定

来年1月6日〜3月5日にシアタークリエで『スーザンを探して』が上演されると聞きました。 マドンナの映画は観たことがないし、ブロンディの音楽にも興味なし。主演級も保坂知寿さん、真琴つばささん、香寿たつきさんと、そんなに派手さはなさそう*1。でも大浦…

『篤姫』第31回

そう言えばちゃんと今週日曜日に見たのにまだ感想を書いていなかったぞ、と思い出したので、少しだけど書き残しておきます。 忠教様に「使える男なのか?」等の台詞も正味1分弱?の出番もあった(1ヶ所に座りっぱなしでしたが)というのに何故か萌えが少な…

『宝塚BOYS』感想(2008.8.2ソワレ)

竹内重雄=葛山信吾 星野丈治=吉野圭吾 上原金蔵=柳家花緑 太田川剛=山内圭哉 山田浩二=猪野学 長谷川好弥=瀬川亮 竹田幹夫=森本亮治 君原佳枝=初風諄 池田和也=山路和弘 レポートが遅れましたが、8月2日に『ミス・サイゴン』のソワレを観た後、母と…

『ミス・サイゴン』感想(2008.8.2マチネ)

エンジニア=市村正親 キム=知念里奈 クリス=原田優一 ジョン=岡幸二郎 エレン=シルビア・グラブ トゥイ=泉見洋平 ジジ=池谷祐子 帝劇まで母と2人で『ミス・サイゴン』を観に行ってきました。帝劇での観劇は昨年12月の『モーツァルト!』以来。サイゴ…

『徹子の部屋』井上芳雄くん出演

土曜日出勤したので本日は休暇を取得。偶々テレビの『徹子の部屋』(テレ朝系13:20-13:55)に、ゲストとして井上芳雄くんが出てたので、見てみました。小学生の頃四季の『CATS』に魅せられてミュージカルに嵌って、という有名な話から始まり、徹子さんに「芸…

『篤姫』第30回

今回の薩摩の動きは、散々薩摩藩のために裏で働いたのに、藩の保身の為に切り捨てられる月照と西郷がメインでした。月照を自らの手で処刑すること(永送り)を強要された西郷は、迷惑をかけまいと1人入水しようとする月照と道行きを共にするも1人だけ生還…

『人情しぐれ町』DVD

5月初めにamazonさんに予約していた、NHKで放送された時代劇のDVD『人情しぐれ町 DVD-BOX』が昨日届きました。狂言回しの松之助師匠と石倉さんの軽妙で歯切れのよい台詞回しも心地よく、江戸の小さな町でささやかに人生を営む庶民のささやかな悲喜劇が味わい…

JCSのパンフ

某オークションで出来心で『ジーザス・クライスト=スーパースター』の1991年公演パンフを入手しました。 ページをめくっていて気づいたのは、「退団者の舞台写真も掲載されている!」ということでした。十字架を背負ってくずおれそうな鹿賀ジーザスも、歌舞…

「ウィーン・ミュージカル・コンサート」CD

去る5月に大阪・梅田芸術劇場で催された「ウィーン・ミュージカル・コンサート」。自分では聴きに行けなかった(行かなかった)のですが、同コンサートに通い詰めた(注:大阪地元民にあらず)友人に頼んで会場でライブCDの予約を入れてもらい、友人宅経由…

『篤姫』第29回

いきなりですが今回の忠教様についてです。あの斉彬兄上との若き日の思い出の蘭学ルーム(何て言ったらいいんでしょう、あの部屋?)で、兄上の遺品のワインを酌み交わしつつ帯刀を側近に取り立てていました。立って向き合う場面で良く瑛太くんと身長が釣り…

東宝『エリザベート』製作発表会見

何となく義務感から、本日開催されたという『エリザベート』の製作発表会見の記事をチェックいたしました。 「エリザベート」製作発表 速報! 涼風&朝海で新『エリザベート』公演 男性陣は早くもメロメロ(ORICON STYLE) 写真を見ていて気になったのは、山…

『篤姫』第28回

とうとう斉彬も家定も相次いで身罷ってしまいました。 しかし史実とはいえ、父親と夫の死をそう間を置かずに知らされるなんて、篤姫にとってはあんまりにもあんまりな話です。 将軍の母も妻も臨終に立ち会えないのは、特殊な世界である上に、こういう激動の…

続・昔の雑誌インタビュー

と言うわけで、7月10日の記事に書いた雑誌記事のコピーを入手いたしました。 記事の内容ですが、20歳の頃の下積みシンガー時代に出会った女性との恋愛について語られてました。その女性のことを「僕とは別のバンドで」歌っていた、と書いてあるのですが、と…

昔の雑誌インタビュー

たまたまネットオークションで見かけた24年前の雑誌のサンプル写真として、山口さんのインタビュー記事の掲載ページの写真が載っているのを見かけました。 アップのポートレートが、そのままレミゼでアンジョルラスになって舞台に立ってくれ、と言いたくなる…

博多エリザやらFC会報やら

7月4日に行われた『エリザベート』博多座公演の記者会見の記事が、「博多経済新聞」に掲載されていました。 ミュージカル「エリザベート」記者会見に涼風真世さん、武田真治さんら 山口さんは流石にちょっとお疲れな感じに見受けられます。あと、あおり構図…

『篤姫』第27回

家定は発作らしきものを起こし、島津の父上・斉彬も自分の先が長くないかのような発言をしたりと、今週は2人の死亡フラグが立ちまくりな回で、だめ、まだ死んじゃだめ!とテレビの前で叫びたくなりました。 ついに薩摩人であるよりも徳川将軍家の人間となる…

DVD『明智小五郎対怪人二十面相』

2002年8月にTBS系で放映されたドラマだそうで。「山口さんの喫煙シーン&階段疾走シーンが見もの」という噂を友人から聞き込んだので、この前の日曜にDVDを鑑賞してみました。内容は「夏休み娯楽大作オールスターキャストドラマ」で、子供から大人までが一緒…

『レベッカ』公式ブログ ご主人様楽屋訪問

週末から夏風邪を引きずっていてちょっと苦しいのですが、あちこちの『レベッカ』千穐楽観劇レポで、プロポーズ場面でリトルコゼット並みのいつもより多めのぐるぐる回しをやったとか、ハネムーン出発場面で「わたし」に跪いて花束を渡したとか楽しい話を読…

『篤姫』第26回

ようやく尚五郎が斉彬から名前と家格に相応しい役目を授けられて「小松帯刀」が誕生しました。 一橋派と紀伊派の争いが佳境を迎え、一橋派の形勢不利を打開するため斉彬は幕府に建白書を提出、このため篤姫は家定に改めて本心を偽って慶喜擁立を申し出ること…

『レベッカ』感想(2008.6.27マチネ)

「わたし」=大塚ちひろ マキシム・ド・ウィンター=山口祐一郎 ダンヴァース夫人=シルビア・グラブ フランク・クロウリー=石川禅 ジャック・ファヴェル=吉野圭吾 ベン=治田敦 ジュリアン大佐=阿部裕 ジャイルズ=KENTARO ベアトリス=伊東弘美 ヴァン…

『レベッカ』感想(マキシム篇)(2008.6.27マチネ)

というわけで、6/27のマキシムについてまとめて書きます。と言っても、彼の一挙一動を記憶するよりも、これで見納めだから、と堪能する方に力を入れていたので、あまり細かい仕草等は相変わらず覚えていないのですが……。今回は、全体に高値安定なマキシムだ…

レベッカ上演100回

『レベッカ』が上演100回を迎えたそうで、公式ブログで特別カーテンコール映像が公開されてました。シルビアさん・山口さん・ちひろちゃんそれぞれの背中に「1」「0」「0」という文字が貼られていて、一言ずつご挨拶もあったようです。 山口さん、執事フ…

サイゴンの悩み

7月末に『ミス・サイゴン』を観に行く予定を入れてたんですが、何とその日に同僚の結婚披露宴が入ることが判明。有志の手になる会費制パーティーなので、別に招待を受けたとかそういうわけではありませんが、これはお祝いせねば、というより是非お祝いした…

『篤姫』第25回

家定と篤姫が、本寿院の露骨すぎる妨害を乗り越えて、見ている側が気恥ずかしくなる程に絆を深めていく様子は見ていてほっとするのですが、家定が倒れるなど着々と別れの日が近づいているかと思うと寂しくもあります。 今回の場合、本寿院が決して悪者に描か…