日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

名古屋の夜

本日暑い中、15時過ぎに新幹線で名古屋入りしました。
実は人生初の名古屋上陸。今まで他の町に行き来する途中経路として乗り換えに使ったことは何度かありましたが、駅の外に出るのは本当に初めてなのです。普通に仕事や観光が目的ではなく、観劇目的で初上陸、というのは一体どうなのか、と思いますが(^_^;)。
事前に聞いていたとおり、空気がむわっとくる暑さです。普段生活している北関東から東京に出ると、都会特有の人口密度の高さと文明の発達のし過ぎとが原因と思われる暑さにしばしばやられます。もちろん名古屋にも同様の都会特有の暑さは存在しますが、明らかにこの暑さはそれだけが原因じゃないだろう!?と思わせてくれます。でも地理オンチなのでその辺の理屈はよく分かっておりません。取りあえず水分を、と思い、夕食後にコンビニで飲み物を買い込んだ上、ホテルの中のスタバでコーヒーをテイクアウトまでして持ち込んだりしております。
夕食は今回強引に遠征に巻き込んだ連れ合いと共に「あつた蓬莱軒」の松坂屋店に赴きました。現地入りしたのは17:30頃でしたが、その時既にお店の前の広いロビースペースをぐるりと1周する行列が。しかも行列の後ろには「最後尾」のプラカードまで立てられているではありませんか。店員さんによれば、店内に入るまでの所要時間は1時間半程度とのこと。時間も早かったし、ここまで来たら是非食べたかったので素直に並ぶことにしました。
結局ちょうど1時間待った辺りで座敷に通してもらい、前菜として骨せんべいを注文、塩味のカリポリした食感を楽しみ、その後ひつまぶしにありつくことができました。以下、感想。
1杯目をプレーンのうな丼としていただいた時点で、十分に美味しかったです。細かく切られた蒲焼の表面が軽くカリッとしていて、ああ、これを茶漬けにするなんてもったいない、と思いつつ2杯目でいきなり茶漬けに移行(本来の食べ方は2杯目が薬味入りうな丼、3杯目から茶漬け)。予測に反して、と言ったらお店に大変失礼ですが、茶漬け状態もまた美味でした。うなぎの表面のカリッが軽くふやけるのが何とも言えず。あと、恐らくはタレが焼き状態とだし汁に溶かした状態とどちらでも美味しくいただけるよう絶妙に配合されていたんだと思います。
分量は、私はうなぎ・ご飯共に標準量でいただきましたが、程よく満腹になりました。少食の人だと少しきついかも。連れ合いはうなぎのみ大盛りにしてましたが、ややお腹いっぱいになり過ぎたように見えました。
それにしても名古屋。JR名古屋駅前や栄周辺のデパートやショッピングモール、それぞれでレストラン街が充実していて、しかもどこも手抜きとかユルさがない雰囲気だったのは気のせいでしょうか?流石食のワンダーランド、と感心しきりです。これで明日のお昼を食べる場所にも困らなさそう。