日々記 観劇別館

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『篤姫』第33回

放映日の日曜日は名古屋遠征でしたので、録画にて鑑賞いたしました。
サブタイトルも「皇女和宮」ということで、和宮初登場の回でした。堀北真希ちゃんの和宮は、こういう純粋で誇り高いプリンセスは素敵だけど、これじゃ天璋院、苦労するだろうな、と匂わせてくれます。
篤姫』では和宮の異母兄でもある孝明天皇東儀秀樹さんがキャスティングされているんですが、今回江戸に赴く妹に手向けて雅楽の楽器(笛系だけど名前が分かりません)を演奏するという場面がありました。もしかしてこの場面のための東儀さんだったのか?と疑ってみたりして。

今回の忠教様(そろそろ久光様になってたかも)は馬上から軍事訓練を指揮してました。忠教様は基本的に抑えた声で喋るんですが、訓練で「撃ち方止めー!」と叫ぶ声が素のテノール声で、少しわくわくしてしまいました。頬のラインが少しシャープになっていて、先週とは明らかに撮影時期が違うと思われます。
井伊大老の首を挙げた薩摩藩士の切腹等もあって、大久保から挙兵を進言されるのだけど、薩摩の若者達を守るために今は挙兵しない、と言い切るのを見て、この人いい人じゃん、でも苦労するだろうな、と思いました。

天璋院はどんどん凛々しくなっていきますね。と言うか、設定年齢25、6歳の筈なのに、幾島が去った後徐々に幾島化が進んでいるような気がするんですが。
嫁となる和宮より格下であるが故に、老中達の薩摩隠居計画が進められ、ちょっとだけ心が動いてしまうんですが、真相を知るや一転安藤老中に活を入れ、居残り宣言をするのが格好良かったです。

来週日曜は仕事関係で家を空ける予定ですので、『篤姫』は録画で見ることになりそうです。多分来週は和宮の降嫁ということで、女性陣が主役なのでしょうけれど、薩摩の男性陣の出番もしっかりあるようなので楽しみです。