日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

テレビ

『篤姫』第38回

今週は、家茂の上洛を巡る幕府側の話が中心でした。 そんなわけで、久光様も、天璋院に黒い微笑みで語っていた先週の場面の回想と、情勢の変化で長州藩の勢力の増した京都に立ち寄れずに、駕籠の中で「今に見ておれ」と歯がみする場面のみの登場。歯がみする…

『篤姫』第37回

今回は久光様、ついに天璋院とご対面、でした。久光様が刀による脅迫という汚い手段を使って幕府の権威を脅かす政治改革(文久の改革)を押し進めたこと、また、攘夷は無理と知りながら本音を偽って朝廷に取り入ったことで、どうしても天璋院は彼を許せない…

スタジオパーク見学

いきなりですが、エリザベート帝劇公演の11月15日マチネ。なかなかチケを確保できないなー、と思ったら、その日が700回記念公演だったのですね。 ちなみに昨日は11月公演チケの一般発売でしたが、当然のように15日は取れず。初日などもってのほか。つくづく…

『篤姫』第36回

今回の『篤姫』は珍しく、18:00からのBSハイビジョンで鑑賞いたしました。いつもは20:00からアナログ放送で見ることが多いのですが。 今週のテーマは多分「信頼」。結構物語の激しい展開がありました。 自分の命令を聞かず独断で行動する西郷に顔をしかめて…

土曜スタパインタビュー

山口さんの『篤姫』関係のインタビューが放映される、という情報を得て、本日14:00から放映のNHK「土曜スタジオパーク」、リアルタイムで放送を見ることができました。 メインゲストの山本耕史くん(私の中でのイメージは、ガブローシュでもマリウスでもまし…

『篤姫』第35回

2週間ぶりぐらいに、『篤姫』をリアルタイムで見ることができました。 今回は久光様の見せ場がむやみに多かったです。 まず、遠島から呼び戻した西郷が、拙速な上洛を止めるためとは言え、いきなり久光様が無位無冠であるという事実をズバリと指摘。この時…

『篤姫』第34回

本日録画にて鑑賞しました。いよいよ和宮降嫁のエピソードに突入です。天璋院と和宮対面の時の敷物のエピソードはどうやら史実らしく、確か大昔、幼稚園の頃読んだ『学習漫画日本の歴史』でも取り上げられていました。「天璋院がおシトネ(御茵と書くらしい……

『篤姫』第33回

放映日の日曜日は名古屋遠征でしたので、録画にて鑑賞いたしました。 サブタイトルも「皇女和宮」ということで、和宮初登場の回でした。堀北真希ちゃんの和宮は、こういう純粋で誇り高いプリンセスは素敵だけど、これじゃ天璋院、苦労するだろうな、と匂わせ…

『篤姫』第32回

今週日曜の夜は外出していたため見損ねていましたが、次の日曜は遠征だし、早く見なければ、ということで、本日ようやく録画で視聴いたしました。今回、ついに天璋院の盟友・幾島が大奥を去って行ってしまいました。最後、どこか目元がウルっと来ていたもの…

『篤姫』第31回

そう言えばちゃんと今週日曜日に見たのにまだ感想を書いていなかったぞ、と思い出したので、少しだけど書き残しておきます。 忠教様に「使える男なのか?」等の台詞も正味1分弱?の出番もあった(1ヶ所に座りっぱなしでしたが)というのに何故か萌えが少な…

『徹子の部屋』井上芳雄くん出演

土曜日出勤したので本日は休暇を取得。偶々テレビの『徹子の部屋』(テレ朝系13:20-13:55)に、ゲストとして井上芳雄くんが出てたので、見てみました。小学生の頃四季の『CATS』に魅せられてミュージカルに嵌って、という有名な話から始まり、徹子さんに「芸…

『篤姫』第30回

今回の薩摩の動きは、散々薩摩藩のために裏で働いたのに、藩の保身の為に切り捨てられる月照と西郷がメインでした。月照を自らの手で処刑すること(永送り)を強要された西郷は、迷惑をかけまいと1人入水しようとする月照と道行きを共にするも1人だけ生還…

『人情しぐれ町』DVD

5月初めにamazonさんに予約していた、NHKで放送された時代劇のDVD『人情しぐれ町 DVD-BOX』が昨日届きました。狂言回しの松之助師匠と石倉さんの軽妙で歯切れのよい台詞回しも心地よく、江戸の小さな町でささやかに人生を営む庶民のささやかな悲喜劇が味わい…

『篤姫』第29回

いきなりですが今回の忠教様についてです。あの斉彬兄上との若き日の思い出の蘭学ルーム(何て言ったらいいんでしょう、あの部屋?)で、兄上の遺品のワインを酌み交わしつつ帯刀を側近に取り立てていました。立って向き合う場面で良く瑛太くんと身長が釣り…

『篤姫』第28回

とうとう斉彬も家定も相次いで身罷ってしまいました。 しかし史実とはいえ、父親と夫の死をそう間を置かずに知らされるなんて、篤姫にとってはあんまりにもあんまりな話です。 将軍の母も妻も臨終に立ち会えないのは、特殊な世界である上に、こういう激動の…

『篤姫』第27回

家定は発作らしきものを起こし、島津の父上・斉彬も自分の先が長くないかのような発言をしたりと、今週は2人の死亡フラグが立ちまくりな回で、だめ、まだ死んじゃだめ!とテレビの前で叫びたくなりました。 ついに薩摩人であるよりも徳川将軍家の人間となる…

DVD『明智小五郎対怪人二十面相』

2002年8月にTBS系で放映されたドラマだそうで。「山口さんの喫煙シーン&階段疾走シーンが見もの」という噂を友人から聞き込んだので、この前の日曜にDVDを鑑賞してみました。内容は「夏休み娯楽大作オールスターキャストドラマ」で、子供から大人までが一緒…

『篤姫』第26回

ようやく尚五郎が斉彬から名前と家格に相応しい役目を授けられて「小松帯刀」が誕生しました。 一橋派と紀伊派の争いが佳境を迎え、一橋派の形勢不利を打開するため斉彬は幕府に建白書を提出、このため篤姫は家定に改めて本心を偽って慶喜擁立を申し出ること…

『篤姫』第25回

家定と篤姫が、本寿院の露骨すぎる妨害を乗り越えて、見ている側が気恥ずかしくなる程に絆を深めていく様子は見ていてほっとするのですが、家定が倒れるなど着々と別れの日が近づいているかと思うと寂しくもあります。 今回の場合、本寿院が決して悪者に描か…

『篤姫』第24回

今週はリアルタイムで視聴いたしました。 篤姫と公方様・家定が連珠を通じて腹を割った会話をしながら、確かな信頼で結ばれていく様子が本当に丁寧に描かれていて、それは観ていて微笑ましかったんですが、今回怖かったのは側室お志賀。あの大量の赤い折り鶴…

『篤姫』第22回、23回

例によって前週放映の第22回をようやく日曜夕方になってから観ました。 数少ない味方だった阿部老中を失い、自らに課せられた密命をあえて語ることで家定の本心を引き出そうとした篤姫に向けて明かされた、家定の真実……凄絶すぎです。26人いた兄弟姉妹のほと…

『篤姫』第21回

ついまたサボってましたが、やっと録画を視聴いたしました。篤姫の元にお渡りしておいて「わしには子はできぬぞ」と言い切る時の家定の目つきが妙に凄みのある色気を漂わせていてぞっとさせられました。 あと、鶴田真由さんのお志賀の顔の表情筋が何とも不思…

グリーン・ウッド

懐かしの漫画『ここはグリーン・ウッド』が『ここはグリーン・ウッド 〜青春男子寮日誌〜』として実写ドラマ化されるようです。 昔コミックス全巻揃えて愛読していた漫画なので少しは関心がありますし、すかちゃんと光流先輩のキャストは比較的いい線を行っ…

『篤姫』第20回

今回、ようやく篤姫が婚礼の日を迎えました。 閨房ハウツー絵巻(?)を幾島に見せられて動揺する場面で、篤姫もやっぱり女の子なんだなあ、という所を見せてくれたりして。 うつけなのか何なのか良く分からないミステリアスな上様の振る舞いに、篤姫が任務…

『篤姫』第18、19回

先週日曜日は『レベッカ』観劇で不在にしていたため、今週日曜日、第19回の放映直前にようやく第18回を視聴いたしました。 第18回で尚五郎とお近がめでたく夫婦となりました。お近みたいな子は好きですね。一見礼儀正しく女性のたしなみもあって楚々としたお…

『篤姫』第17回

尚五郎の心理がこれでもか、という位に細かく描かれた回でした。主役はもちろん篤姫なのだけど、脚本家さん的に裏主役は彼なんですね、やはり。 今回気になったのは、家定の「大奥は賢いだけではやっていけない」という台詞。今まで女女していない知力と行動…

『篤姫』第16回

昨日は観られなかったので、本日やっと録画で観ることができました。 今回の見どころは英姫のツンデレぶりでした。篤姫にこっそり水戸の斉昭殿編纂の『大日本史』を贈ったりして。幼い頃から斉彬の許婚として薩摩藩邸に入りながら、病で顔を蝕まれ、実子を残…

『篤姫』第15回

最近『レベッカ』のことばかり萌え萌えで喜んで書いていたら、「レベッカ 感想」でググるとトップにこのブログが出てくるようになってしまったので、とりあえずpingを飛ばすのを少し自粛してみることに。こういう感想は深く静かに潜行して書きたいものです。…

『篤姫』第14回

宮崎あおいちゃんは演技も上手いし可愛いけど、にしてもでこっぱちだよなあ(^_^)、と『篤姫』を観るたびしみじみおでこを眺めてしまう私。今週も例外ではありませんでした。でも、ちゃんと番組初回の頃のやんちゃ姫からは全然面構えが変わっているんですよね…

『篤姫』第13回

あまり何回分も感想を貯めこむのもどうかと思いますので、2点ほど短く書かせていただきます。 まず、尚五郎。あれだけ篤姫に薩摩のことを頼まれたというのに、まだ彼女を追っかけて江戸に行くつもりでいたのね。この辺の未練がましい一途さが、今の時代のド…