最近『レベッカ』のことばかり萌え萌えで喜んで書いていたら、「レベッカ 感想」でググるとトップにこのブログが出てくるようになってしまったので、とりあえずpingを飛ばすのを少し自粛してみることに。こういう感想は深く静かに潜行して書きたいものです。
さて、篤姫第15回を観ましたが、光枝明彦さんがどこに出ていたかよく分からずへこみました。録画してあるから再度見返しても良いのだけど、山口さん出てない回なのに、と気合いが入らない自分。
お由羅様、健在だったんですね。と思いましたが、よく考えたら劇中の時間はお由羅騒動から数年しか流れていないので、何の不思議もなかったりします。嫡男を失っただけでは済まず病に倒れた斉彬の父上の屋敷に乗り込んで、御台所になる姫の父上をこれ以上呪うんじゃねえぞ貴様ら、とばかりにぶっとい釘を刺して去ってくる篤姫が気持ち良かったです。
で、この一件を含めて西郷どんが色々頑張っていて、そんなことまでしてるとは露知らねど、彼の江戸での活躍を尚五郎が羨ましがってたりします。でもこちらとしては、今の殿が亡くなった後に影の藩主として実権をふるう久光様に、西郷どんがこれからどんな目に遭わされるのか知っているので、何だかなあ、と思ってしまうわけで。というか、昔の大河ドラマ『翔ぶが如く』を観ていた時、正直、久光様には主役の西郷どんに冷や飯を食わせた、兄上よりは情の薄い大殿様という印象しか抱けませんでした。『篤姫』にこれまで登場した姿を見る限りでは、穏やかに屈折しているけど決して悪人としては描かれていない久光様が、これから物語の上でどう動かされていくのか楽しみにしています。でも西郷どんもガンバレ。
