日々記 観劇別館

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『篤姫』第13回

あまり何回分も感想を貯めこむのもどうかと思いますので、2点ほど短く書かせていただきます。
まず、尚五郎。あれだけ篤姫に薩摩のことを頼まれたというのに、まだ彼女を追っかけて江戸に行くつもりでいたのね。この辺の未練がましい一途さが、今の時代のドラマの男の子に求められるものなんだなあ、と考え込んだ次第です。このドラマにおける尚五郎=小松帯刀に思い入れはそんなに無いのだけれど、あまりにも現代の男の子と等身大に描写されている彼が、倒幕の嵐の中、初恋の相手と対立する存在としてどういう思いを抱いて動いていくのかは結構楽しみではあります。
それから、篤姫は大奥というダンジョンに入る前に、お義母上・英姫とのバトルをクリアする必要があるらしいです。義母上も根っこは悪い人じゃないというのが分かるので、いずれは和解するんだろうと思われますけど。「女の戦い」にはあまり興味がありませんが、性別を問わず「プライドの応酬」には多少関心があるので、山口さんが出てこなくてもちゃんと次回も観ることにします。