日々記 観劇別館

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『篤姫』第18、19回

先週日曜日は『レベッカ』観劇で不在にしていたため、今週日曜日、第19回の放映直前にようやく第18回を視聴いたしました。
第18回で尚五郎とお近がめでたく夫婦となりました。お近みたいな子は好きですね。一見礼儀正しく女性のたしなみもあって楚々としたお嬢様なのだけど、あのやんちゃ者の篤姫とも普通ににこにこと付き合えていた所とか、自分のような者との縁談は断ってくれと尚五郎に言える、控えめだけど強い所とか。
で、篤姫の義理の母上、英姫が覆面を取るまで、中身がすっかりファントムだと思っていたバカタレがここにいます(^_^;)。だから覆面の原因は天然痘だと言うのにどうしてそうインプットされていたのかは謎です。それはともかく、英姫が義理の娘に向ける、初対面の時からはとても考えられなかった優しさを見て「こうしてみるとツンデレも良いかも」と思ったりもしました。

第18回のラストで篤姫江戸城に向かい、第19回でいよいよお城入りしました。
当然ですが大奥は女の園。数少ない男性が出てくるシーンの大半は、斉彬父上と水戸のご老公、それから阿部老中との密談。篤姫が予想の範囲内とはいえ大奥の謎のしきたりに次々とケチ付けて、それに大奥の女達がのけぞったりと細かい揺さぶりが割とあるので、意外と退屈せずに話を追うことができていますが、やはり女性としては、あまり女だらけの画面を長々見るのも結構厳しいものがあります。
というわけで、ラストでやっと家定と篤姫が対面して、来週婚礼の儀らしいので、早くそっちに話の主眼が移らないかと待っているところです。

で、噂によれば忠教(久光)様の出演は7月放映分まではしばらくないらしいです。彼が表舞台で活躍するのは兄上が亡くなった後の話なので、どちらにしてもストーリー上あと2年近くは出番がないことになります。
そう言えば幕末の国際問題「生麦事件」では確実に出番がある筈!よっしゃあ!と思ってましたが、第19回の年代を確認した所、1856年秋。一方、生麦事件発生は1862年秋。6年も先かよorz ……まあ、気長に出番を待つことにいたします。