日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

2012年総決算

明日から帰省等のため数日間不在にしますので、今のうちに自分のエンタメ活動振り返り総決算です。
2012年の舞台鑑賞回数とラインナップは次のとおりでした。ライブ(ミュージカル音楽も)やイベントへの参加も含みます。
★は山口祐一郎さんが出演されていない公演です。

観劇回数:計24回
2012-02-19 雪やこんこん(初日) ★
2012-03-10 ジキル&ハイド ※マチネ ★
2012-03-10 雪やこんこん ※ソワレ ★
2012-03-25 ジキル&ハイド ★
2012-04-15 道化の瞳 ★
2012-05-12 エリザベート ※山口トート帝劇初日
2012-05-13 エリザベート
2012-05-19 エリザベート ※マチネ:山口トート
2012-05-19 エリザベート ※ソワレ:マテトート ★
2012-06-26 DOWNTOWN FOLLIES DELUXE(ダウンタウン・フォーリーズ VOL.8) ★
2012-06-02 エリザベート ※マチネ:石丸トート ★
2012-06-02 エリザベート ※ソワレ:山口トート
2012-06-10 エリザベート
2012-06-23 サンセット大通り
2012-06-27 エリザベート ※帝劇千穐楽
2012-07-08 ひめゆり
2012-08-01 songs for a new world ※初日 ★
2012-08-04 エリザベート ※マチネ・1000回記念公演(中日劇場
2012-10-06 フランス招聘版ロミオ&ジュリエット 〜ヴェローナの子どもたち〜 ★
2012-10-14 リチャード三世 ★
2012-11-11 客家
2012-12-09 組曲虐殺 ★
2012-12-24 ZIPANG PUNK 五右衛門ロックIII ★
2012-12-28 レ・ミゼラブル(映画) ★
コンサート、ライブ参加回数:計78回
2012-01-14 Perfume 3rd Tour「JPN」 ※神戸ワールド記念ホール
2012-01-28 Perfume 3rd Tour「JPN」 ※さいたまスーパーアリーナ
2012-02-26 M.クンツェ&S.リーヴァイの世界〜2nd Season〜 ※初日
2012-03-17 M.クンツェ&S.リーヴァイの世界〜2nd Season〜 ※中日劇場
2012-03-18 M.クンツェ&S.リーヴァイの世界〜2nd Season〜 ※中日劇場千穐楽
2012-05-08 Perfume 3rd Tour 「JPN」 ※日本武道館
2012-09-17 華麗なるミュージカル音楽の世界ガラコンサート2012 〜サットン・フォスター来日記念スペシャル〜 ★
2012-10-28 ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート 〜日本スペシャバージョン〜 ★
イベント参加回数:計1回
2012-12-22 山口さんFCイベント
観劇・コンサート・イベントの合計参加回数3233回。昨年が33回だったので、あまり変動がありません結果的に同回数。
気になる興行は山ほどありますが、演劇空間という「場」であればどんな状況でも熱狂するわけではなく、また、上手なキャストなら誰でもいいというわけでもなく……といった具合で、我ながらかなり選り好みがうるさくなってきているのかも知れません。

また、 3233 回のうち、★は 2122。最愛の役者である山口さんの東京公演が少なかった分、他の興行を観る機会が増えたように思います。相変わらずミュージカルが圧倒的多数ですが。
特に今年10月以降は、本業絡みで人間関係の悩みや部署異動があってそちらに気力を持って行かれてしまい、舞台にあまり気持ちを割けなかったという事情もありました。
ただ、その代わり、山口さん絡みで中日劇場への遠征が2回ありました。加えてここ数年はまっているPerfumeでも遠征していますので、金銭的支出はあまり変わらないかも(^_^;)。

個人的に大きい出来事としては、今年1月〜3月頃、山口さんの喉が絶不調だったことが挙げられます。観客としても辛かったですが、ご本人が最も辛い筈なのにいつもの笑顔はもちろん、中日劇場での一路さんのお嬢さんに向けられた言葉に代表されるように、細かい心配りも忘れずにいるお姿に、すっかり心を揺り動かされていました。どきどきしながら迎えた5月の『エリザベート』の山口トート初日で、絶好調とは言わないまでも聞き慣れたトートの豊かな声が聞こえてきた時は、本当にほろりときたものです。
激しく後悔しているのは、中村勘三郎さんご逝去の件。何故中村屋がご健在のうちに一度生で見ておかなかったのか、と悔やんでも悔やみきれません。分野は違いますが大浦みずきさんが亡くなられた時に学習した筈なのに。気になる役者さんが元気に舞台に立たれているうちに、安い席で良いから歌舞伎を観に行きたい、と考えているところです。芸は演じる人が天に還る時、共に還ってしまいますが、一度でも観ておいたなら、少なくとも感動の一部は観た者の心に残ってくれるに違いありません。

最後に、今年観た舞台のベストは?と申しますと、今は映画『レ・ミゼラブル』だったりします。それって舞台やないやん!と突っ込まれそうですが。あとはこまつ座の『組曲虐殺』の優しく哀しい物語も、ギミックに満ちた『雪やこんこん』も良かったですし、『DOWNTOWN FOLLIES DELUXE』でもプロの匠の仕事的なものをたっぷり堪能することができました。
エリザベート』は、2012年東宝版キャストに山ほど文句を言いましたが、やはりどうしても別格に掲げられています。山口トートが自分の中であまりに最強過ぎるので。ただ、今後息の長い看板演目として残っていくためには、どこかで思い切った大手術が必要かも知れない、と覚悟しています。

今は、来年の『レ・ミゼラブル』新演出版舞台の幕開きをひたすら心待ちにしています。丁度本業で忙しさのピークを超えた頃に、プレビュー公演が始まる筈です。その後は、2ヶ月以上に渡る帝劇公演。そして3ヶ月の地方公演へ。多分全部は追いかけないと思いますが、良いカンパニーとなりますように。
それでは、皆様、よいお年をお迎えくださいませ。