日々記 観劇別館

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『エリザベート』2010年10月キャストスケジュール発表&『レベッカ』記事拾遺

そろそろ出ないとおかしい、と、この所東宝のサイトをこまめに巡回するようにしていましたが、ようやく出ました、『エリザベート』の10月分キャストスケジュール(リンク)。
山口トートの千穐楽ですが、チケット獲得の競争率は今回かなり高そうな予感がします。前楽は10月18日(月)マチネで、楽は19日(火)ソワレ。どちらも平日ですかそうですか。しかもその前の山口トートの土曜公演は貸切。勤め人としては、最悪の場合、10月9日(土)マチネ辺りがマイ楽になることを覚悟しなければならないかも知れません。こればかりは、自分のチケット運を祈るばかりです。

これだけでは何ですので、今更な情報ではありますが、『レベッカ』公式サイトに4月6日の囲み取材の模様が掲載されていた(リンク)ことを、まだ書いていなかったので書いておきます。
山口さんの発言は新聞等に出ていたものとさほど変わりませんが、Wダンヴァースのキャラの違いが、演出上意識的に打ち出されたものである旨のシルビアさんの発言が、やや目新しいです。あと、写真のちひろちゃんが妙に大人びていて(大人ですが(^_^;))、びびります。そして涼風さんのダンヴァースメイクを施したお顔。改めて見るとやはり怖いと実感いたしました。

それから、たった今見つけたのですが、MSN産経ニュースに、『SANKEI EXPRESS』に掲載されたのと同じ内容と思しき記事が載っていました(記事へのリンク)(SANKEI EXPRESSサイト掲載記事へのリンク)。
気になったのは、
「ただ、演じていると心情的に名前を呼びたくなる場面が何度かあるんです。そのタイミングであえて名前を呼ばせない脚本も、魅力です」
の発言。一体どの場面なんでしょうね。解釈をゆだねられた観客としてひたすら想像するしかありませんが。
レベッカ』の音楽を指しての「言葉の本来もっている意味と相反する曲想」という言葉は、確か初演の時も、甘い曲調で殺人を語る、という言い方で同様の発言をされていて、実際の曲を聴き、その通り、と納得した覚えがあります。
また、クンツェさん&リーヴァイさんと同時代に生き、お二人の作品の舞台に立てることを「奇跡」と仰っていますが、観客としてもその時代に立ち会えたことは幸せだと実感しています。

そして、記事にも「舞台デビューから30年」とあるとおり、今年は山口さんがジーザスとして初舞台を踏んだ1981年から満29年にして30年目。もう2日過ぎてしまいましたが、一昨日4月10日こそ、デビュー記念日でした。と申しましても、私は当日ご一緒した方に教えられて初めて思い出したていたらくでしたが(^_^;;)。改めて申しましょう。おめでとうございます!