日々記 観劇別館

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『エリザベート』思い出し記

6月2日夜の『エリザベート』の感想で書き忘れた、あるいはあとから思い出した事柄をいくつか書いておきます。

まず、山口トートに後ろ髪をひっつかんで死のキスをされる大野ルドルフ。彼の出るエリザベートを観るのは3回目でしたが、実は背が高く、ウェストの位置が随分と上にある、つまり足がとても長いという事実にようやく気づきました。カーテンコールでしみじみ山口トートと見比べましたが、ウェストの位置、多分あまり変わらないと思います。
その後調べた所、大野くんの身長は184cmだそうです。常々山口さんの舞台姿を観察しながら、綺麗な身体の線、そして見映えのする体型は役者さんの財産だと実感するに至っています。つい彼の歌に不満を漏らしてしまうことも多々ありますが、端々に見える向上心とともに折角天からいただいた財産が持ち腐れになるのは勿体ないので、是非もっと伸びて欲しい、と思います。

それから、体型と言えばいつも密かに驚嘆しているのは、マダム・ヴォルフこと伊東弘美さん。僅か5シーズン、延べ8年間しかこの演目を観ていませんが、その間あの体型を保ち続けているのは驚異だと思います。しかも、自分は他の方のブログでの指摘を読むまで気づかなかったのですが、今回、前回比で露出の多い衣装になっているようです(;°O°)。
ええと、確か伊東さんって、東宝レミゼ初演時(1987年)のファンティーヌのお一人で。ということは、その頃少なくとも20代半ば以上で……え?山口さんより学年2つ下なだけ?か、格好いいじゃないか!これからも頑張っていただきたいです。

もう一つ。今思うと何でこれを書き忘れたんだろう?と不思議で仕方ない話です。
山口トート、カーテンコールで春野シシィとペアでお出ましの時、不意にぴょん、とジャンプして跪いて両手を春野さんに差し出してリスペクトしていました。可愛い軽やか閣下(笑)。意外と、と言ったら失礼ですが、ルドルフの馬車の御者を務める時もひょひょいと二足ほどで乗り込んだり、革命運動で綺麗にターンしたりと、端々で敏捷なトートなのです。もっとも、その日の昼間に観た石丸トートの革命運動のダンスが割とラジオ体操状態でしたので、敏捷度が数割増しに見えただけかも知れません(^_^)。
あと、2回目のペアカテコの時だったと思いますが、右手は春野シシィと手を取り合いながら、左手で親指を立ててGood!のポーズを取っていました。振り返ると、全体にノリの良い山口トートでした。

次に山口トートを観るのは今度の日曜日。その次は何と帝劇楽まで観る予定がありません。
今季の彼のクールビューティーぶりを書き尽くせない自分の筆力を呪いつつ、残り2回の帝劇エリザ鑑賞機会に心して臨みたいと思います。