日々記 観劇別館

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『レプリークBis』Vol.18

東宝ツイッターで告知があって以降待ち続けていた『レプリークBis』Vol.18がようやく発売になったので、残業帰りを厭わず書店で購入いたしました。
山口さんのインタビュー記事はp55-57に掲載ということでそれほど分量は多くありませんが、書店でページを開き、明るい栗色に染められたヘアがふんわり綺麗にセットされたポートレイトを見て、
「ヘアメイクさん良く頑張ってくださいました」
と感謝の言葉を心の中で呟いてしまいました。衣装は黒の太いストライプのシャツに黒いネクタイ、グレーのスーツというちょっと若めに見えるスタイル。流石にいつもの切りっぱなしナチュラルヘアではまずい、と誰かが気づいたのでしょうか?
インタビュー自体も僅か1pと短いですが結構読み応えがありました。『レベッカ』というミュージカルについて、
「この作品のお話をいただいて“やります”と言った何年か前の自分はよくわかってなかったな、とつくづく思いました(笑)」
と、演じる側のハードさを匂わせつつ、「ミュージカルにするのは不可能」とまで思った作品を形にしてのけたスタッフのことを決して忘れず、一緒に仕事ができることを「本当に幸せです」と言い切っているのが、気遣いとプロ意識に満ち満ちた山口さんらしいです。
インタビューにはいつものフレーズ「チャーミング」も登場しています。言っていることはなるほど、流石プロ!と納得できる内容でしたが「チャーミングな夕焼け」がどんな夕焼けなのか想像が付かず困っています。
また、2年ぶりに夫婦役で共演する大塚ちひろちゃんについて、デビューした頃に初めて対面した時の思い出などにも触れつつ賞めていました。これをちひろちゃんが読んだら嬉しいんじゃないかな、と勝手に想像しております。

山口さんのことばかり書いていますが、この号は「劇団☆新感線」特集です。実は再来週に『薔薇とサムライ』を観に行けることになったので(初・新感線観劇です)、後でこちらも予習しなければなりません。取りあえず、浦井健治くんのインタビューだけ軽く目を通し、アドリブが苦手、という発言に昨年のTdVで伝え聞いた天然っぷりを思い出し、大きく頷いてしまいました(^_^;)。
それから、岡さんの連載対談の相手が伊礼彼方くんでした。目を通すと、
「『エリザベート』で言えばルキーニみたいな役を演りたくて」
という発言あり。岡さんの言葉のとおり、彼に最も期待される役は王子様系だと思いますが、頑張っていつか君がルキーニを演ってくれ!と応援したい気持ちになりました。