もう夜も遅いし眠いので、ごく短く。
TdVの演出家の山田さんのブログの、伯爵が歌稽古で「（1幕ラストの）空前絶後のロングトーン」を披露した（『ＴＤＶ』通信（2009.6.7付け記事））だの、公式ブログのリー子ちゃんの稽古場レポート（2009.6.8付け記事）の、伯爵が「（リー君の）羽ばたきを扇風機がわりに」涼んでいたエピソードだの、クロロック城の皆さんはファンを萌え死なせる気で満々のようです。
TdVは別に伯爵だけが楽しみなわけでは全然なくて、むしろ教授やヘルベルト、クコール、シャガール夫妻、マグダといった、伯爵およびアルフ＆サラを取り巻く人々の役の作り込みが物を言ってくる演目なので、伯爵だけに萌えるのはアンバランスなのだと分かってはいるのですが。
TdVブログは、東宝のほかの演目のブログとは何だか気合いが違い、色々工夫が凝らされていて、読んでて楽しいので好きです。まあ、伯爵登場を楽しみにしている多少の下心は否定しませんが、案内役のリー君＆リー子ちゃんがわくわく楽しそう（一部ニンニクで苦しそう（笑））に臨場感たっぷりに細かく目配りしてレポートしてくれるので、こういうのなら一緒に乗れるぞ、という感じでしょうか。
とは言え、まだまだ開幕まで1ヶ月と長いので、開幕前にピークを迎えないように、できるだけテンションを細く長く伸ばしておきたいと思う自分なのでした。これこそまさに「いけない、理性を持て」状態です。
