日々記 観劇別館

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6月のお便り

6月のFC会報と一緒に、お願いしていたTdVの7月のチケット2回分が届きました。1回は1階の比較的前方席ですが、もう1回は2階の前方席。7月は最多で4回観る予定ですが、うち半分は2階席での鑑賞になりそうです。
ページをめくり、そうか、もう『パイレート・クィーン』のチケットのことを考えないといけないのか、と思いつつ「祐一郎便り」をチェック。……あ、今月は回想モードになってる。しかもあまりポエムっぽくない普通の文体だ。

内容は20代の頃の、昼は劇団研究生、夜は生活のためナイトクラブやディスコでの流しの歌手を掛け持ちされていた時代の思い出についてのお話でした。
書かれている生活ぶりがあまりにもハードすぎて、毎日こんな暮らしだったら、それは例え彼女がいたとしても振られるだろうこれは*1、と思う一方で、お若い頃からこういう生活を続けられていたから、現在でも「自分を守れるのは自分だけ」と仰りつつ、1年中お稽古と公演を繰り返す生活をごく普通に送ることができているんだろうな、と感慨深く読みました。
それから、これは憶測の域を全く出ませんが、20歳そこそこで連日夜の世界でひたすら歌いまくる生活を続けられたが故に、役者として生きる道を選ばれた後は「歌手・山口祐一郎」は封印してしまい、だからあれだけ歌唱力を評価されながら歌手としての音源は残さないのかも?と思ったりもしています。

ところで最後にステージを見に来た「あるヒト」というのはまさか某劇団の社長な方?来年(1981年のこと?)にはデビューが待ってるよ、頑張れ、と私もタイムトリップして20代の「山口くん」に一声掛けて差し上げたいです。

……にしても、この青春の香りに充ち満ちた思い出の後の、文末の「羨ましいにゃん」は反則です。転けました。でも可愛すぎます(^_^;;)。

*1:今回そっち系の話をしているわけではありませんので、念のため。