日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

「半世紀」の謎

大阪は梅田芸術劇場で『エリザベート』が開幕、1月9日に涼風シシィ・山口トートが無事に初日を迎えた模様です。早速購読しているいくつかの山口ファンブログを巡回して、初日レポを楽しく拾い読みさせていただきました。
山口トートは帝劇比でかなり激しく踊っていたけどちょっと身体が重そうだったという話を読んで、そこまで太りやすいのか?*1とか、高嶋ルキーニはもうちょっと司会が上手くならないのか?*2とか、余計なことばかり気になる私。
で、カーテンコールでの山口さんのご挨拶で、

  • 梅芸のこけら落とし公演に参加した。
  • その時シャンデリアが舞台装置よりも綺麗だった。
  • またここに立てたらと思っていた。
  • 半世紀経ってここに立てて幸せ。

というようなことを仰っていたそうです。怪しいことでは定評のある彼のご挨拶の中では比較的真っ当?と思いきや。この「半世紀」について、四半世紀の間違いじゃないか?等とあちこちで疑問の声が上がっています。
ちなみに梅田芸術劇場 - Wikipediaによれば今の梅芸(旧・劇場「飛天」)ができたのは1992年11月。四半世紀どころか16年しか経ってないべさ。
更に上記Wikipedia記事からリンクされていた、親会社阪急阪神のサイトを見たところ、梅芸の前身「梅田コマ・スタジアム*3こけら落としは「昭和31年(1956年)11月16日」のことだったとか。
……って、梅コマの誕生日は、山口さんの誕生日(1956年10月5日)とわずか1ヶ月違いってこと!?つまり、ほぼ同い年!?
ということで、山口さんは、旧・梅コマの名を引き継いで、ある意味自分と同じく半世紀を生き抜いたとも言える梅芸に対し、親近感を覚えているのではないか?という強引な説を唱えておきたいと思います(^_^)。
参照:2月の歴史ミュージアム:梅田コマ・スタジアム

……ちなみに梅田芸術劇場としてのこけら落とし公演(2005年)は宝塚OGの皆さまご出演の「桜絵巻狸源氏/ショー・イズ・オン」の筈なので、ネタ発言なのか別の公演や劇場と勘違いされているのかは定かではありません。ちなみに劇場「飛天」開業時のこけら落としや、その後一旦「梅田コマ劇場」に改称された時(2000年4月)の初公演が何だったかは不明です。求む情報。多分どっちも山口さんは関わっていないんじゃないかっていう気が大変いたしますが(^_^;)。

*1:太りやすいけど逆に痩せやすい方でもあると思います。

*2:でも、中日の時よりは帝劇の方が滑舌が良くなっていたと思います。あと、奥方のシルビアさんは結構好き。

*3:今とは全然別の場所に建っていたらしいです。