東京都下で開催された某ファンイベントに、客席応援組ではありますが初参加してきました。
ファンイベントというごくクローズドな場の話なので細部に言及するのは避けます。昨日のエントリでうっかり開催地名も書いてしまいましたが（今は伏字）、多分それもまずいと思うので、差し障りなさそうな範囲のみ触れることにします。
本日のMC担当でいらした山口さんのお召し物は、薄いブルーの襟付きシャツに黒のカーゴパンツでした。所謂日曜日のお父さんスタイルで、爽やかで似合ってはいるんですが、ここでキメキメの服装にしてこないのが山口さんだなあ、と思いました。出し物の中に山口さんの格好をさせた等身大の（と言っても186cmはなかったと思います）人形を使ったものがあったんですが、その人形の上着が今日の衣装と全く同じようなシャツで、笑ってしまいました。ご本人も「（いつも）同じような服着ているんだなあ」とコメントされていました。
パフォーマンスも思いのほか（失礼!）楽しくて３時間笑いっぱなしでしたが、それ以上に舞台上でせわしなく歩き回りながら前説に励み、パフォーマーの皆さんに決して迎合はしない、辛口だけれど温かみのあるコメントを発し、客席の空きをこまめにチェックしては座り、ファンと一緒に楽しんでいる山口さんを見ているのはもっと楽しかったです。出とちりして詰まってしまったパフォーマーさんがいらした時、舞台上にもの凄いスピードで駆け上がって背中を押して舞台袖まで戻してあげて、仕切り直ししていた姿が印象に残りました。
あと、ファンからの質問に答えるコーナーで、考え考えぽつぽつと回答を口にされているうちにどんどん脱線してはぐらかされて、いつの間にか元の質問が何だか分からなくなっている、という状況が何度かありました。あれは、まともに答えてもらいたいファンの方がもちろん多いでしょうけれども、何割かはどうはぐらかすのかが楽しみで質問している方もいるに違いありません。
それにしても、他のこの種のファンイベントに参加したことがないのでよくは分かりませんが、山口さんほどパフォーマンスのネタ（役柄のパロディ、振り真似等々）にし甲斐があって、しかもファンの愛溢れる突っ込みをにっこりと受け止めている舞台役者というのもなかなかいない気がします。こういう形式のファンイベントは寡聞にして他に存じませんが、これはこれでありだと思いました。
今夜は、家に帰り着いた途端に急激に疲れに襲われて、篤姫も観ずに（どうせ先週分も観ていないので観られないのですが）、レポートを書きかけのまま先ほどまで眠ってしまっていました。質問コーナーだったかで「山口さんはこんなに女性に囲まれて精気を吸い取って若返っているヴァンパイア」というファンの方の発言がありましたが、絶対何か吸い取られたに違いありません。
