日々記 観劇別館

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『NHKウイークリーステラ』9/19号

FCからの情報で、『NHKウイークリーステラ』9/19号に『篤姫』関係の山口さんインタビュー記事が掲載されると知り、早速書店で入手いたしました。
実はこの話、一旦文章を書き終えていたのですが、保存しないうちにPCが固まってしまったので、初めから書き直しです。

まず、雑誌の表紙を山口さんが飾っている、という状況が、2005年からの新参ファンである自分にはかなり新鮮です。いや、グラフ系演劇雑誌の表紙は大抵ジャニーズ等の若手の役者さんですし、『ステラ』にしても、多分『利家とまつ』の頃には表紙になってると思うのですが、その頃は存在すら知らなかったですし。
インタビューの主な内容は久光と天璋院の人物評でしたが、メインのグラフ記事である第36・37回の展開の見どころ解説に、帯刀と大久保を演じる瑛太くん&原田さんの印象、それから天璋院と帯刀の「ピュア」な関係についてのコメントも挿入されていました。
感想としては、原田さんと自分とでDNAの構造が結構似ていると思うとか(そうでしょうか(^_^;)?)、久光と天璋院との立場の違いについて、とんかつを食べるために豚を殺生することを許して選べるか、あるいは嫌悪して許せないかという例え話で語ってみるとかの切り口が割と面白かったです。
それから、薩摩藩が、火山灰地(シラス台地)で決して肥沃とは言えない中、密貿易とか偽金作りとかに励まざるを得なくて、だから久光も統治秩序のためには綺麗事だけで済まないことをよく分かっていたんじゃないか、という状況を「それっていいよね!チャームだよね!」と評する所が、ああ、山口さんだなあ、と思いました。
また、久光様スチル写真と素のバストショット写真の他に、解説記事の中で案内するポーズを取っている写真が3枚ほどありましたが、何だかぽわぽわしたオジさんな雰囲気を漂わせていて、それもまた、らしいなあ、としみじみ眺めてしまいました。つくづくトート閣下と同一人物には見えません。
FC等からの情報によれば、9月中は毎週『篤姫』に登場し、10月中途からまた飛び石出演になるようなので、せいぜい9月は視聴に励むことにしたいと思います。