日々記 観劇別館

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雑誌『LOOK at STAR!』2008年6月号インタビュー

雑誌『LOOK at STAR!』6月号に『レベッカ』関係で山口さんのインタビュー記事が掲載されていると聞き、本日購入いたしました。
記事はp12-15に掲載。衣装は黒に細いストライプの入ったスーツに、黒地に細かい白の水玉が入ったアスコットタイ、胸に同柄のポケットチーフ、といった組み合わせで、この方はやっぱり黒が一番似合う、と認識させてくれるスタイルです。女物でこういう組み合わせがあったら欲しい、と考える位、素敵な衣装だと思いました。
インタビュー中の「大きな演技を意識しなくても伝えられる空間で、ごく自然体で演じられる」と言う発言を読み、実際に4月上旬に観た時の演技を思い出して、ああ、既に帝劇(あるいは日生)サイズの演技が自然で既定値になっているのかも、と考え込んでしまった私。いえ、あの密度の濃い空間に身を置くことによる呼吸困難になりそうなスリルとサスペンス状態は大歓迎なのですが。

同じ号のp10-11には『レベッカ』のゲネプロのステージレポートが掲載されていました。マキシムの基本は「影のある美貌の貴族」だと思うのですが、とっつぁん帽子&トレンチコートの扮装写真だけは何か違う、と思ってしまいます。他の白スーツやチェスの場面の写真は普通に綺麗なのに。やっぱり帽子を目深にかぶりすぎなのが原因でしょうか。別に帽子を脱いで手に持って歌ってくれても良いと思うのだけれど。――と、あくまで観る側なので好き放題に言ってしまいます。