日々記 観劇別館

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『篤姫』第1回感想

NHK大河ドラマ篤姫』の第1回がようやく放映になりました。
宮崎あおいちゃんの於一(篤姫の幼名)はあまりに真っ直ぐ過ぎて、見るからに危なっかしい感じで、この聡明だけど幼い口ぶりの娘さんがのちに成長して幕府を守って戦うようになるのか、と思うと、その過程をこれから見ていくのはかなり楽しみです。でも、第1回を見る限りは地味な人間ドラマの積み重ねになりそうな印象で、これから視聴率的にはどうなんだろう?という不安もちょっとあったりして。
涼風さんのお由羅の登場は夫である斉興との場面のみで、まだ息子である久光さん(ここだけ『さん』が付いたりする(笑))との共演場面はありませんでした。しかし涼風さん、舞台よりも映像の方が色っぽいような気がするのはどうしてでしょう。
肝心の久光さんは、20:14頃から2分程度、これまで予告編でも流されてきた兄上である斉彬さんとの対面場面で登場しました。台詞回しや佇まいが、蘭学かぶれだけど見るからに頭良さそうな兄上と対照的に、ふんわりと自然体な印象で、ぶどう酒を飲み付けないとか率直に言ってたりもして、ああ、この人が後の激動期に殿様として薩摩を引っ張っていくのか、と、これまた変化に期待出来そうです。
来週は久光さんは登場しないかも知れませんが、物語としては目を離せない導入部なので、第2回もしっかり見ておきたいと思います。