日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

2007総決算(2007/1/3加筆)

2007年も暮れということで、そろそろ今年1年のベスト舞台でもまとめておこうと思います。

第1位 来日版エリザベート
今年はこれに勝るものはないです。役者さん方の基礎からして何かが違いました。マヤ・ハクフォートさん演じるシシィの逞しさが素敵でした。
第2位 レ・ミゼラブル
橋本バルジャンも観てみたい、と思いつつ、結局山口バルジャンしか観てませんが(笑)。今回から参加のアンサンブルが多く実力が今一つ、という話もよく聞きましたが(実際昔のCDの歌と比べると、うぅむ、と思う)、何度観ても戦いに挑む学生達と、残されたマリウスの心情の変化には泣かされます。
第3位 ウィキッド
エルファバの人物設定はかなり重たいのだけど、基本的にBW製らしい前向きなお話で、最後まで飽きさせない作りでよかったです。初見であまり音楽に集中して観られなかったので、もう一度観てみたい演目です。
番外1 ロマンス
ストプレなので番外にしておきますが、本当はベスト3に入れても良い作品です。わずか6名の出演者が実に適材適所で好印象でした。文豪チェーホフって本当にこんな人物だったと思わせてくれる温かな描写が○。再演待望。
番外2 マリー・アントワネット(帝劇凱旋版)
ストーリーの破綻はともかく、曲と出演者には萌えられた作品。特に、綺麗だけど地味な役者さんとしか思っていなかった今拓哉さんの熱い演技には圧倒され、レミゼの今ジャベのチケをもっと取ればよかったと悔やんだものです。また、鈴木綜馬さんのオルレアン公もケレン味たっぷりで、違う魅力を見せてくれました。

最後に、2007年に観た舞台をリストにまとめましたので載せておきます。コンサートが2件、お芝居が33件。さて、これを「異常な観劇態度」と見るべきか、ごく普通と見るべきか?
しかしこうしてみると何も観に行かなかったのって2月ぐらいですねえ。逆に8月と12月は観に行きすぎ。だからどっちの月も風邪で倒れるんです、自分。
2007/01/07 『エリザベート』来日記念コンサート
2007/01/20 『タイタニック
2007/01/28 『スウィーニー・トッド
2007/03/18 『TOMMY』
2007/04/14 『マリー・アントワネット』、『ジキル&ハイド』
2007/04/30 『エリザベート』(来日版)
2007/05/03 『マリー・アントワネット
2007/05/12 『マリー・アントワネット
2007/05/27 『マリー・アントワネット
2007/06/08 ルカス・ペルマン×中川晃教コンサート 〜美しい男には毒がある〜
2007/06/17 『ジーザス・クライスト=スーパースター』(ジャポネスク・バージョン)、『レ・ミゼラブル
2007/06/21 『宝塚BOYS』
2007/07/01 『レ・ミゼラブル
2007/07/08 『レ・ミゼラブル
2007/07/31 『レ・ミゼラブル
2007/08/05 『ジーザス・クライスト=スーパースター』(エルサレム・バージョン)、『レ・ミゼラブル
2007/08/12 『ジーザス・クライスト=スーパースター』(エルサレム・バージョン)、『レ・ミゼラブル
2007/08/19 『レ・ミゼラブル
2007/08/25 『レ・ミゼラブル
2007/09/08 『ロマンス』
2007/09/15 『ウェストサイド物語』、『ウィキッド
2007/10/21 『イーストウィックの魔女たち』
2007/11/03 『イーストウィックの魔女たち』
2007/11/18 『ウーマン・イン・ホワイト
2007/11/24 『テイクフライト』
2007/12/02 『モーツァルト!』(中川ヴォルフ)
2007/12/02 『モーツァルト!』(井上ヴォルフ)
2007/12/08 『ライト・イン・ザ・ピアッツァ』
2007/12/16 『モーツァルト!』(中川ヴォルフ)
2007/12/22 『モーツァルト!』(中川ヴォルフ)