日々記 観劇別館

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『レ・ミゼラブル』第一次製作発表会見聞き書き

11月29日、『レ・ミゼラブル』の第一次製作発表会見が帝劇で執り行われました。
オーディエンスの募集広告を見ながら、月末の平日昼間に、しかも来月末〜再来月頭がタイムリミットの仕事の案件いくつも回してる身で、行けるかぼけー!と呪っておりました。
もっとも、本音を言えば、先日色々放り出してM!のイベントに駆けつけることができただけで満足なので、今回は人様のお裾分けを堪能しよう、と割り切ったのでした。
ただ、今回の件よりむしろ、M!の帝劇楽に休むことがスケジュール上かなり困難になってきましたので、そっちの方が重大だったりしますが(泣)。

今回の会見はいくつかのスポーツ紙やニュースサイトに取り上げられていましたが、どこも割と新キャストの話題が中心でした。
チケットぴあの以下の記事は、山口さんの話題こそ少ないものの、写真はやはり充実しています。

『レ・ミゼラブル』、オリジナルの演出版はこれで見納め!
山口さんのポートレイトはややお顔が疲れ気味な上、お馴染みの構ってなさそうな髪型にややきちんとめのスーツではありますが(M!公演中ですしそりゃそうでしょう)。

このほかに、前の記事のコメントでいただいた情報や、いつもの巡回先を辿って、山口ファンの皆様の愛情いっぱいレポートから情報を収集。
そして、東宝レミゼ公式サイトに掲載された「イベントレポート」もチェック。山口さんが語りまくっている最中と思しき良い表情ショットを載せてくれています。

山口さん、以前の公演パンフで、ロンドンで初めてレミゼを観た時の印象について、
「音楽が観客の心をしっかりとらえて離さない瞬間と同様に、歌詞そのものが観客の心を奪っていると思える瞬間が、確かに存在していたんですね。だから僕は客席で、静かな感動に浸りながら、いっぽうで、「これを日本語で上演するとなったら、大変だろうな」って思っていました(笑)」
等と語られていたことがありましたが、その時実はお母様が一緒でいらした、というのは今回初めて知りました。
四季を退団された後の再出発の舞台であったことにも触れられたそうです。
かなり長い時間、たっぷりとコメントされていたようで、もちろん私はその場で直に舞台の空気を感じ取ったわけではありませんが、これらの断片的な発言の情報からも、山口さんがいかにレミゼという作品、そしてバルジャンという役に、並々ならぬ愛情とひとかたならぬ思いを抱いて取り組まれているかが伝わって来て、何だかじんわりと嬉しかったです。
と、感動しつつも、最初にバルジャン役に起用された時、鹿賀さんや滝田さんから「ここはチャーミングな場面」などアドバイスをいただいたりもした、というエピソードも語られていたと聞き、本当にお二人が「チャーミング」と言ったんかい!?と疑り深い自分なのでした(^_^;)。

東宝のレポートには他のプリンシパルキャストな方のコメントと写真もたくさん載っています。
そう言えば今さんはお外での再出発がやはりレミゼでいらしたということで、その点は山口さんと同じだったのだなあ、と今更ながら気づいてみたり。別の所で読んだのですが、実は新テナルディエ三波さんと高校生の頃テレビ番組で軽くお近づきになったことがあるそうです。
あと新バルジャンの吉原さんの32歳というお歳に衝撃を受けています。山口さんより22歳下。石井バルジャン(マリウスからバルジャンへのシフト時に34、5歳)の次ぐらいにお若いでしょうか。1回でも良いので彼のバルジャンで観ておこうかと思っています。多分山口バルジャンの早抜け後になりそうですが。