日々記 観劇別館

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『グレイ・ガーデンズ』&独り言

シアタークリエで今年11-12月に上演するというこの作品。「宮本亜門演出」にも「ケネディ一族」にも今ひとつ食指が動かず全く射程距離に入っていなかったのですが、どうも吉野圭吾さんが出演されるらしいことが判明(公式サイト)。
しょうがない、吉野さんが出るなら一度ぐらいは観に行くしかないか。久々に大竹さんの演技も観られるし、光枝明彦さんも出られるから、多分チケットはFC扱いで売ってもらえるでしょうし。
しかし吉野さんもさりげなく相当に忙しい役者さんだと思います。博多座TdV終了後は速やかにこちらのお稽古突入ですね。

で、全く話は変わるわけですが。『レプリークBis』vol.15の山口さんの写真(軽く口を開けた表情を下から見上げてアップにした写真)に賛否両論があるようですね。私はああいう、
「普通のポートレイトではあまり写さない(そして本人もカメラの前ではなかなか見せてくれなさそうな)表情」
「普段近くで過ごしていたとしても、ふと心を許した一瞬だけ見せてくれるであろう表情」
を切り取ってくれた写真は結構好きです。常々、山口さんは基本的にフレンドリーであっても決してオープンではない方だと思っている所ですが、あの写真はほんの僅かながら「隙あり!」という感じがします。
でも先日の朝日新聞の取材写真のように、手足の長いすらりとしたスタイルを強調して幽玄かつ荘厳な雰囲気たっぷりに写してくれている写真や、M.A.上演の頃の今は亡き『Top Stage』に載ったような軽く艶っぽい流し目を作っている写真ももちろん好きなのです。あ、昨年末の関西版朝日新聞に載った破顔一笑写真もなかなか良いなあ。舞台の写真で良い演技の瞬間を捉えてくれたショットについては言わずもがな。
要は山口さんが写ってれば何でもいいんだろう?と突っ込まれると返す言葉がないわけですが(^_^;)。……他愛ない(かつ馬鹿馬鹿しい)独り言なので、あえてこのエントリに山口さんタグは付けませんでした。