日々記 観劇別館

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『エリザベート』製作発表中継録画感想など

東宝版『エリザベート』の製作発表記者会見が月末平日の真っ昼間という時間帯に行われると知った時、平日フルタイム勤務、しかも月末に忙しいことが多い立場としては随分東宝を恨んだものです。
とは言え、本来報道のためのイベントを中継してくれるのは、それだけでもありがたいこと。しかも録画配信まであるなんて、一昔前では考えられなかった贅沢です。

というわけで、視聴時間の取れた中継翌日〜翌々日にかけて、録画配信(配信URL)を視聴しました。何故2日がかりかと申しますと、1日目は小池先生の20分前後にも渡るご挨拶を聞き終えた時点で疲れ切り、他の出席者のご挨拶が終わった時点で力尽きたためです(^_^;)。
内容については、最近キャストが何を話すか?よりも舞台の上でどう演じるか?の方に関心が移っているので、
「新キャスト、こういう語り口の人なのか」
とか、
「マテさんの日本語ご挨拶流暢過ぎる!」
とか、
「山口さん、小池先生にペットボトルのお水注いであげている(笑)」
とか、
「山口さんと石丸さんの談笑、いいね!」
ということ以外には、誰がどんなことを語ったかは割とどうでも良い方です。……山口さんを除いては。
「僕は今度何年か経って、ってそんな遠くないと思うんですけど、これを客席で観ながらその時に、今日こういう質問を受けて自分は何を考えていたかな、と思い出しながら席で観てて……」
とか語っていたのが少々寂しかったです。ただ、小池先生が首を振りながらそんなことはない、と言いたげな顔をされていたので、多分まだそういう話にはならないのでしょうね。とは言え、自分としてはいつそういう日が来てもいいように、4年位前から覚悟は決めております。

そんなこんなしているうちに、東宝のサイトで公式レポートが公開されました。あの長い長い小池先生のご挨拶と、感性と優しさでできていて文字にすると不思議になる山口さんトークを、思い切り端折って要点のみまとめるライターさんの手腕は素晴らしいと思います(笑)。
あと、ちびルドとして、前回出演の湧久くん、知憲くんが続投というのは嬉しいです。2人より少し年長で確かな演技を見せてくれた明日翔くんがいなくなったのは残念ですね。加藤清史郎くんが出演、というのは驚きました。たまたま名前が売れたのはテレビだったけれど、レミゼに続いての帝劇への登板、ということは意外と舞台指向なのかな?と考えています。あと1名のちびルド山田瑛瑠くんの名前は初耳、と思ったら、湧久くん、清史郎くんと(そして明日翔くんも)同じ劇団に所属しているのですね。ちびルドキャスト4人というのは多い気もしますが、5ヶ月という長丁場を乗り切るために増やしたのでしょうか。

そして、エリザとは直接関係ありませんが、未発表だった帝劇10月公演の概要が発表されました。ユーミン主演の『純愛物語』。かなり意表を突かれております。
まあ、それは恐らく自力でチケットを取って観に行く機会はないと思うので(決してユーミンさんは嫌いではありません)良いのですけれど、確か11〜12月の帝劇公演はJ事務所だった筈。ということは「帝劇の怪人」山口さんは、6月のエリザ帝劇楽を最後に今年いっぱい帝劇に帰ってくる予定はないのだな、としみじみしております。……いえ、これで、実はJの公演に出ます!とかいうオチなら笑いますが。今、真剣に、地方公演への遠征を検討している所です。一部キャスティングに対して山ほど言いたいことはありますが、地方遠征でお疲れのたまった身体に鞭打って歌うであろう山口トートを応援に行きたい、という気持ちの方が勝ってきています。
かと言って、今年10〜12月(固い言葉では平成24年度第3四半期)に他の劇場で登板して欲しいか?と申しますと、日頃から彼の喉酷使を心配している立場としては複雑な思いです。いくら社長さんとして頑張って働かなければならないとしても、休める時にはしっかり休養していただきたいので。
と言いつつも、第3四半期に帝劇以外のどこかで公演やります!という発表があったら、いそいそと駆けつけてしまう自分の姿が目に見えるようです。あぁ、なんて浅ましい(>_<)。