日々記 観劇別館

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TdV新サラ決定&浦井健治くんの雑誌記事

昼間友人からの速報で、現・モー娘。高橋愛ちゃんが今年11〜12月の『ダンス・オブ・ヴァンパイア』のサラ役に決まったと知りました(スポーツ報知の記事)。
知念さんと愛ちゃんがWキャスト、ということは、今回は、あの、無邪気だけど残酷で、多感な少女なのに強かな女の顔を見せてくれるちひろサラには、もう出会えないわけで(涙)。しかも今年は泉見アルフもいないことが確定しているので、初演から見ている者としては寂しい限りです。
息子さんことヘルベルト様のキャストがまだ発表されていないのも気がかりです。これで吉野さんが続投しなければ、寂しさが3割ぐらい増してしまいそう。

……でも、高橋愛ちゃん、実はバレエ経験もあり、もう少し上背があれば宝塚を目指したかったとかで、これはもしかしたら頑張ってくれるかも?とちょっと期待しています。
そして、今年、浦井アルフには、また会えます。それはとても喜ばしいことです。
加えて、新しい、もう1人のアルフ役は山崎育三郎くん。アルフには山崎くんか万里生くんのどちらか辺りが来るかな?と思っていましたが、万里生くんはもう少し王子様路線で進むのでしょうか。山崎くん、あの衣装もアルフのキャラもきっとしっくりくると思うので、まだ10ヶ月も先のことですが、楽しみにしています。

浦井くんと言えば、今週の雑誌『AERA』(1月31日号(24巻4号))に、
「純粋さが生む「異常性」 : ミュージカル界の王子様・浦井健治
と題した紹介記事が載っています(p46)。
最初、何という見出しだ、と驚きましたが、王子様役が似合う容姿の持ち主でありながら、その一途さで時に汚れ役をも演じきる彼の実力を紹介している、良い記事だと思います。
彼の良い意味での「天然さ」「人とは違う発想」を象徴するような発言も紹介されています。この、自分を強烈に持っているけれどどこかキラキラした感性が、閣下で伯爵で時に帝王な誰かさんをちょっと彷彿とさせるような気が、とつい思ってしまうのは欲目かも知れませんが(^_^;)。読んでいてつい微笑んでしまいました。