日々記 観劇別館

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レ・ミゼラブルのアニメ化

レミゼのアニメが来年1月7日から、BSフジで放送されるそうです。ちなみに決してミュージカル・アニメではない模様。(公式サイト:世界名作劇場-レ・ミゼラブル-
スラッシュドットジャパンにも記事が載ってました(10年ぶりの世界名作劇場は「レ・ミゼラブル 少女コゼット」)。
バルジャンが普通っぽいおじさんだとか、ジャベールの顔が怖すぎるとかは、まあ、サイトに載ってるのは止め絵なので動画では印象が変わるだろうと思います。

しかし、全52話(情報源:ゲーム情報サイトeg)、つまり1年間の放映予定ということですが、バルジャンに引き取られるまでは数ヶ月間、延々とテナルディエ夫妻&エポニーヌ&その妹による虐待シーンとか、ファンテーヌが売れる物は全部、金品も身体も売り尽くして消耗していく経過とかが続くのでしょうか?だとしたらちょっと辛いかも。

あと、エポニーヌ。レミゼは子供の頃ジュブナイル版でしか読んだことがありませんが、その時の彼女の印象はただ「コゼットに人形も貸さず邪険にするひどい娘」でした。彼女の真骨頂は成長後、修道院育ちのお嬢様として現れるコゼットと立場が逆転してからにあるので、子供時代メインだとエポがただの嫌な奴という印象が強まってしまうのではないかという一抹の不安があります。「オン・マイ・オウン」的な独白シーンなどで、アニメのエポにもどうか見せ場を作ってあげてー、とつい願ってしまうのです。それからバルジャンの臨終の神々しさもぜひ丁寧に仕上げていただきたく……って、たかがアニメに何を期待してるんだろう、自分。