今朝の夢は、『エリザベート』がジャポネスクバージョンで再演されるというものでした。しかも「ジャポネスク」と言っても歌舞伎風の演出などではなくて、NHKの『お江戸でござる』とかああいうノリの演出。
登場人物は大衆演劇風の和装でしたが、何故かトート閣下だけは普通の衣装。トート閣下のゴンドラがどーん！というとぼけた効果音で下りてきて、周囲がベタなずっこけをしてみたり。しかも上演してるのはちゃんと帝劇だったりします。
トート閣下を演じてらしたのは、ついに一度もエリザでは拝見する機会のなかった内野さん。で、夢の中で、
「初の内野トートがこんな舞台だなんて！」
と周囲の友人に切々と泣き言を訴える自分。座席はがら空きになっていたので、芝居の途中で堂々と別の席で観ている友人の元に移動してまた泣き言(笑)。
しくしく、早く終わらないかな、と思って見ていましたが、途中で何故か幕が下りて不思議に思っていたところ、「劇場内の店舗で火災が発生しました」とのアナウンスが！そして落ち着いて非常口から逃げる観客たち。
目覚めた後に納得がいかないのが、無事劇場から外に脱出してからの自分や友人たちのリアクション。
「無事で良かったねー。さあ、どっかでお茶でも飲もうか？どこがいいかなあ」
と、まるで惨事がなかったかのように楽しそうにしてました。……夢の中とは言え、もっと役者さんや劇場の心配をしろよ！
