日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

『UOMO』2011年9月号

雑誌『UOMO』9月号に、デザイナー佐藤可士和さんと山口さんの対談が掲載されているということで、初めて購入しました。
この雑誌の存在自体初めて知りましたが、少しだけ懐に余裕のある30〜40歳代男子辺りが読者対象でしょうか?

対談は見開き2ページ。うち1ページはお2人のツーショットなので、対談は実質1ページでしたが、活字ポイントが小さいこともあり意外に読み応えがありました。
書店の店頭で立ち読みしてから購入したのですが、対談の初っ端から山口さんが、「ユニクロ(可士和さんがロゴをデザインされています)にいつもお世話になっています」的な発言をしていて、吹き出しそうになるのを堪えるのが大変でした。

内容は、男子校剣道部での猛特訓体験とか、お歌の素質が判明したきっかけとか、ファンには良く知られているであろうエピソードのほか、山口さんの演技観などなど。
細かい内容はここには書きませんが、「役者・山口祐一郎の成り立ち」が幅広い意味で分かる、そしてあの独特の口調や感性がそのまま無加工で伝わってくるような対談でした。可士和さんが山口さんを評しての「身体感覚の塊のような方」「全身のセンサー」など、『CATS』以来30年来のファンとしての「分かってる」感満載のコメントが、対談の内容を象徴していると思います。

山口さんに関心のある方は「買い」だと贔屓目で思っていますが、そんなに安い雑誌でもありませんので(^_^;)、まずはとにかく店頭でチェックされることをお勧めします。