日々記 観劇別館

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『三銃士』ドイツ版CD雑感&帝劇版プロモーション映像(舞台映像入り)公開

この週末は観劇の予定を入れず(主に予算的な都合)、自宅で過ごしています。
その代わりに(?)先週末の帝劇『三銃士』観劇以降、通勤・帰宅の車内では専ら『三銃士』のドイツ版CD“3 Musketiere: Das Musikal”をハードリピートしまくっていました。

帝劇上演版の感想としてよく、「曲があまり印象に残らない」というのを見かけました。自分の場合も実はそんな感じで、元々オンチな上、たった2回の観劇では音楽よりアクションやロックミュージシャン猊下に目を奪われてしまっていたのは確かです(笑)。しかし、ハードリピートしたお蔭で、このオンチの私の耳にもかなり曲が焼き付いてくれた気がします。この緩急のある音楽構成、やっぱり好きです。

そして改めてCDのブックレットの、ウヴェさんが全身真っ赤っかなフリンジに包まれた戦闘服をまとったリシュリュー猊下の写真を見て考え込む等。これ、ウヴェさんだと違和感なく格好いいんですが(派手だけど)、山口さんが着たら……うーん、格好いいだろうけど、あまりにインパクト強すぎでおつりが来そうなのが怖いです(^_^;)。でも、実際の所帝劇の舞台でマントを引きずって歌っているのは少々重たそうなので、日本の猊下もこの位冒険した姿を観てみたかったようにも思います。所詮は欲張りなファンなのです。

また、帝劇『三銃士』の新しいプロモーション映像が公式サイトで公開されています。
ミュージカル『三銃士』舞台映像
舞台映像入りの新しいバージョンということで、こちらも早速リピート再生しまくっています。収録されているキャストの歌声はどこかこなれていない感じなので、もしかしたら初日前後の音源かも?と思いながら聴いております。
で、こうして舞台映像を視聴し、実際の舞台も振り返ってみると、井上くんの声量ってかなり凄かったんだなあ、と実感しています。特にコンスタンスとのデュエットでは、相方の和音さんも声量たっぷりで(映像では井上くんの音声の方がやや大きめ)、これは少なくとも声量ではドイツ版のパトリックさん&サブリナさんのデュエットと拮抗しているんじゃないかと、少々贔屓目で思っています。
ちなみに、リシュリュー猊下のお歌は1幕の厳かなものしか入っておりません。ネタバレを防ぐ意味ではまあ当然の措置なんですが、できればあの2幕の勇姿もぜひ映像に残しておいて欲しいと思うのでした。