日々記 観劇別館

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心は『レ・ミゼラブル』へ

10月6日、今年の『レ・ミゼラブル』帝劇公演が初日を迎えました。
同日付けの公式ブログの記事に、初日開演前のキャスト全員集合時に山口さんが演出家ケアードさんの言葉として伝えたメッセージのことが載っています。

「今ドキドキしている人は、神様が入り込んで一緒にレ・ミゼラブルを楽しもうとしているから」
「これ(=レミ)はplayだから、playを楽しんで」

ケアードさん良いこと仰るじゃないですか、とももちろん思いましたし、緊張をほぐす一言をさりげなく口にできる最年長バルジャン良いぞ!と叫びたくもなりましたが、何よりもレ・ミゼラブルという特にカンパニーの連帯感が問われそうな演目の舞台裏が有する独特の空気が、ムラタさんの文面から真っ直ぐに伝わってきて嬉しい気持ちになりました。
加えて、この演目に対するムラタさんに代表されるスタッフの方の愛情まで伝わってくるのがまた良いです。こちらもすっかりクロロック城から19世紀フランスに心の切り替えが完了いたしました。

同じく公式ブログの記事によれば、前日の通し稽古でマスコミ取材があったということです。山口バルジャンの写真写りが妙によろしいので、迷わずPCに保存いたしました(^_^)。
スポニチによれば、ずっと密かに気がかりだった、別所さんの超未熟児のお嬢さんも、ちょうど6日退院を迎えられたようで(当該記事)、喜ばしい限りです。
喜ばしいと言えば、2007年までアンジョルラスでいらした岸祐二さんと現コゼットの菊地美香さんもご婚約、12月に挙式とか。スポーツ紙のニュースでは「特撮婚」という取り上げ方が多かったですが、出会ったのがレミカンパニーとしてなんだから「レミ婚」だろうと1人で100ツッコミしてました。
レミカンパニーの職場恋愛・結婚は何となく、ごく自然な成り行きのように思えます。まずはめでたしと思う一方で、割と評判の良い菊地コゼットが今期最後になるんじゃないか?という不安はあるのですけれど。