日々記 観劇別館

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レミゼ製作発表雑感

10月15日に開催された『レ・ミゼラブル』の製作発表。仕事が異動になったばかりで観覧抽選申し込みは見送りましたが、昼休みには携帯で淡々と、漏れ聞こえてくる現地情報にアンテナを張っておりました(^_^)。
結局プリンシパルキャストで追加発表があったのは、コゼットのみのようです。コゼット、初期発表済みの若井さん、追加になったお二人(青山さん、磯貝さん)といずれもアンサンブルから抜擢された実力派のようなので期待。
最も懸案だったバルジャンの追加発表はなし。報道やレミゼ公式サイトによれば、山口さんから、自分もきちんと新しい演出家のオーディションをどきどきしながら受けたんですよ、的なコメントがあったらしく。そうよね、決して出来レースじゃないよね、と思いながら感慨深く読んでおりました。
そしてもう一人のバルジャン、ジュンヒョンさん。昨日、やっと公式サイトで「独白」を歌う動画を見ました。
ネットで評判を見た限りでは、日本語の発音がイマイチ、大丈夫?という感想が見受けられましたが、個人的にはこの程度なら許容範囲内です。それを追求しだすと『エリザベート』のマテトートの発音はどうなの?と思ったり、『ファントム』でのルカスシャンドン伯爵の台詞を痛々しく聴いていたあの思い出に比べればこんなもん、と思ったりしていました。あ、でも、昔『エリザベート』でトンハルドルフは日本語にそれほど違和感を覚えなかったなあ。
海外の実力派キャストをこういう形で付け足しのように起用するのはどうなんだ?という意見も見ましたが、良いか悪いかは別として、既にマテさんやルカスくんで前例は作られてしまっているわけで……。ちなみに「そうは言ってもレミゼは特別」という考えは自分にはありません。
ただ、「バルジャンWキャスト」には未だに不安はあります。片や前の演出版から続投の人気・実力とも申し分ないが年齢・体力的に若干の不安要素あり、片や若くて歌唱力も十分だが日本での知名度と日本語の発音が今一つ、という具合で、2人だけで本当に大丈夫?という気持ちが拭い去れません。東宝さん、びっくり3人目発表なんてありませんか?ひっそり待ち続けています。