前回金沢レミゼのレポートを書いた際にこぼれ落ちてしまったネタをいくつか拾い上げておきます。
まず、金沢公演のアンジョルラスは原田くん、と聞いてかなり喜んでいた癖に、レポートで原田アンジョの感想を書いていませんでした。
いえ、金沢では共演の先輩諸氏があまりに張り切っていたので、ついついそっちに目を奪われてしまいまして(^_^;)。原田アンジョ、声の調子は頗る良かったと思います。決してオーラばりばりなタイプの役者さんではないのだけれど、あの張りと声量があって耳心地の良い歌声は素敵でした。
それから、私のワガママ旅に若干の抵抗を見せつつも同行してくれた夫の感想も、こちらに記していませんでした。
キャストの中では、ほぼ敵視している山口さん*1はさておいて、岡ジャベールが
「アナベル・ガトーのように格好良かった」
らしいです。あの自分の主義というか美学に殉じたジャベールの人生を、ダンディーに演じる岡さんがツボだったのでしょうか。
また、これまでアニソンでしか知らなかった真綾エポについては、
「マクロスFとかだけ歌わせておくのもったいない」
と言っていました。
もうひとつ、現地で地元紙『北國新聞』の2009年4月12日朝刊を見たところ、20面に、
「迫力の群像劇に感動 『レ・ミゼラブル』公演」
というタイトルで、11日マチネの記事が舞台写真入りで載っていました。
山口バルジャンについては、次のように書かれていました。
山口さんは、貧困やさまざまな苦難に立ち向かう主人公ジャン・バルジャンを熱演し、感情を込めた豊かな歌唱力で観客の心をつかんだ。
しかし、今井バルジャンについても一応言及はされているものの、事前の記事で取り上げられていたのも山口さんなので*2、今井さんファンが現地にいたら寂しいんじゃないかと思ったりもしています。
以上、ほとんど節操がありませんが、金沢書き残しネタでした。
……と、言っている間に、もう本日夜からレミゼ松本公演が始まっていたのですね。今週は土曜日出勤が入ることが何ヶ月も前から決まっていたので、最初から松本遠征の考えはありませんでしたが、レポ探しに行かなくては(^_^)。
松本のキャストはマリウスが山崎くんで、そこだけ金沢キャストと異なります。現行マリウスの中で最もお気に入りなんですが、果たして10月帝劇でお目にかかれるか、今の所何とも言えません。