日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

金沢の夜

11日夕方に金沢入りしました。普段暮らす北関東の田舎に比べると、流石に加賀百万石の城下町、比べ物にならないほど大都会です。上手く説明し辛いですが、地方都市を訪れる醍醐味は、東京の街並みとは全く異なる密度の濃さと、食べ物一つにしても過去何百年と練り上げられてきた歴史の深さとを肌で感じとることにあると思います。
夜は地元の友人と、関西から遠征してきた別の友人、そして我が家2名とで、居酒屋「香林坊いたる」で地元の魚貝類を主としたメニューをいただきました。焼き牡蠣、イワシのたたき、ホタルイカの天ぷら、能登豚……。何を食べても素材の段階で既に美味しいのはどういうことなんでしょう。地元友人が「魚はわざわざ外で食べるものではなく、家で普通に食べるのが一番美味しい」と言っていましたが、その気持ちがよくわかりました。お酒は天狗舞の梅酒ロックを飲みましたが、これも飲み口爽やかで美味しかったです。旧知の友人達との会話でよりお酒も美味しくいただけたように思います。
美味しいものをいっぱいいただいて、いよいよ明日は観劇です。ホテルの部屋からはやや遠くに兼六園の桜が見渡せるのですが、山口さんは今回この桜を見る時間はあっただろうか?とふと思ったりしています。明日、会場への道すがらあの桜を見る予定です。