東宝『エリザベート』公式サイトの「動画コンテンツ」にトリプルルドルフとエルマー役岸さん、ツェップス役広瀬さんのインタビュー動画が載っているなー、とは思っていましたが、いつの間にかWエリザベートと高嶋さん、そして山口さんのインタビュー動画が追加されていました（YouTube TohoChannel動画へのリンク）。
動画の山口さんのカジュアルな服装は多分私服だと思うのですが、必要以上に格好良すぎます。腕時計（？）を右腕に緩めにはめているのがまた何とも言えず。
この動画では山口さん、かなりスリムに見えますが、大体において山口さんはひとたび舞台衣装を身につけると、胸板が厚めなこともあって実際よりも大きく見える一方、FCのイベントなどで私服姿を拝見する限りはやはり非常に細身でいらしたと記憶するので、この動画はごまかしのない正しい姿を余すことなく伝えていると思います*1。
インタビューでは、10年前の初演当時の思い出として、オーストリア大使館の方から皇室に関する表現について「ある一定以上の影響がないようなものを是非望む」といった注文が寄せられたというエピソードを披露されています。
そうした注文を意識した上で大役に臨んでいたわけで、当時の意気込みたるや相当な物であったと推測します。そして、今もなおエリザという作品で演じることに「身震い」し、「五感を超えた所に自分を委ねる戦慄というかそれを引き受ける覚悟、意気込み」「日常とは違う空間に自分の肉体をどう委ねるかという覚悟」という高いテンションに精神を持って行こうとしている心構えを、身振り手振りで熱く語る姿、そして照れ隠しなのか最後に軽くおどけてニッコリ微笑んでみせる様子に、山口さんの10年前と変わらないどころかより強まった思い入れが見て取れて、嬉しい限りです。
……で、自分、他のキャストの皆さんのインタビューはまだ全く見ていなかったりします（笑）。決して見たくないわけではありませんが、今日は山口さん動画だけですっかりお腹いっぱいになってしまったというそれだけの理由です。
せめてトリプルルドルフ、岸さん、それと残り2人のトートが登場したら、そのくらいはチェックしておきたいと思います。
*1:こうして書きながらも自分の書きぶりが恥ずかしくなりつつありますが(^_^;)。
