日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

2010総決算

全国的に冷え冷えとして、一部には雪も降っているという大晦日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ちょっと時間がないのですが、毎年恒例ということで今年の観劇回数を数えてみました。
★は例により、山口さんが出演されていない公演です。

観劇回数:計34回
2010/1/16 『ウーマン・イン・ホワイト』★
2010/2/20 『Garantido』(マチネ)★
2010/2/20 『天璋院篤姫』(ソワレ)★
2010/3/20 『薔薇とサムライ』★
2010/4/7 『レベッカ
2010/4/10 『レベッカ
2010/4/20 『レベッカ
2010/5/8 『レベッカ
2010/5/23 『レベッカ
2010/5/24 『レベッカ
2010/6/19 『クリエミュージカルコンサート』
2010/7/31 『LOVE OF SEVEN DOLLS 七つの人形の恋物語』★
2010/8/12 『エリザベート
2010/8/14 『エリザベート』(マチネ)
2010/8/14 『タン・ビエットの唄』(ソワレ)★
2010/8/24 『エリザベート』★ ※城田トート
2010/8/25 『宝塚BOYS』★
2010/9/12 『エリザベート
2010/9/18 『エリザベート』(マチネ)★ ※石丸トート
2010/9/18 『エリザベート』(ソワレ)
2010/9/25 『エリザベート』★ ※城田トート(2回目)
2010/10/5 『エリザベート
2010/10/9 『エリザベート
2010/10/16 『エリザベート
2010/10/19 『エリザベート
2010/10/23 『Diana』★
2010/11/6 『モーツァルト!』
2010/11/20 『モーツァルト!』(トークショーあり)
2010/12/4 『モーツァルト!』(マチネ)
2010/12/4 『プライド』(ソワレ)★
2010/12/11 『ア・ラ・カルト2』★
2010/12/18 『モーツァルト!』(トークショーあり)
2010/12/23 『モーツァルト!』(マチネ)
2010/12/23 『モーツァルト!』(ソワレ(前楽))
イベント参加回数:計1回
2010/10/13 『モーツァルト!』開幕直前イベント
やはりエリザが多いですね。全体の約3分の1(笑)。
今年の山口トートは、文字通り熱演されていて、新たな魅力もいっぱい見つけることができました。足かけ10年演じられて、なお新たなトート像を魅せてくださるとは。今回で山口トートは最後なのでは?という不安もありましたけれど、市村さんのラ・カージュだって復活したぐらいですし、きっとまだ続けてくださいますよ……ね?
しかしエリザ観劇のうち3回は、山口トート以外です。流石に出費がヤバいと思い、この3公演は全部A席で観劇しましたが(^_^;)。
できれば、石丸トートはもう一度観たかったです。

とにかく今年はウィーンミュージカル3連発、しかもクリエのコンサートまであり、かなり満腹な1年だったと思います。
★の付いた演目についても言及しますと、今年は『薔薇サム』で新感線観劇を初体験しました。迷った末に『鋼鉄番長』観劇を見送ったら、その演目で橋本じゅんさんほかが大変なことになってしまったようで、心配しております。

今年の自分的ベスト演目について、ウィーン物は甲乙付けがたいです。『レベッカ』は帝劇サイズで展開される人間ドラマを存分に堪能できて、しかも本火演出もありましたし、『モーツァルト!』は両ヴォルフが頑張って魅力を放っていましたし。しかし熱量で圧倒されたのはやはり『エリザベート』でしょうか。

ウィーン物以外では音楽座の『LOVE OF SEVEN DOLLS 七つの人形の恋物語』、TSミュージカルの『Diana』が印象に残りました。自分はきっと、これら2作品の様な、絶望の底に堕ちた人間の再生劇に励まされるのです。
ちなみに『タン・ビエットの唄』は別格です。もっと広く知られても良い演目だと思います。
ほかには、『プライド』はストーリーよりも主演2人の歌がとにかく凄かったです。来年のレミゼでは絶対新妻ファンティーヌを観よう、と決めました。
ウーマン・イン・ホワイト』は、もし今後再々演があって、ハートライトを田代万里生くんが演るなら、色々な役を経験した今の万里生くんで観てみたい、と思いました。ただ、今の万里生くんの使われ方を観ていると、井上くんの後追いのような起用が多いのは何だかなあ、と思わないでもありません。経歴や芸風が似ているので避けられないのかも知れませんが。

この他に、レポは書きませんでしたが、11月3日のPerfume東京ドームライブというものにも参加してきました。とにかく3人が可愛かった、という他に、観客5万人を全く飽きさせない、ドームの空間をフル活用した演出(巨大ビジョン、客席へのサインボール投げ込みなど)も楽しかったです。
昨夜NHKで放映された、このドームライブの裏側ドキュメントを見た所、センターステージの床下(天井高120cm)にレールを敷いて、ステージの端から端まで人力台車(!)でメンバーを高速移動させる、という場面が流れており、スタッフワーク恐るべし、あの公演はこういう素晴らしい裏方仕事の積み重ねで成り立っていたのね、と、いつも自分が観ている劇場のスタッフの皆様にも思いを馳せるなどしていました。

それにしても、『天璋院篤姫』を除いて、見事にミュージカルか音楽劇しか観ていないですね。来年はもっと違う畑の舞台も観られると良いのですが。

というわけで、以上にて今年のブログ最終更新といたします。それでは、皆様良いお年をお迎えください。