日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

2009年10月のお便り

この土日、家を離れている間にFCの会報10月号が届いたので、あ、帝劇『レベッカ』の申込受付だ、スケジュール考えなきゃ、と思いつつ山口さんのお便りに目を通しました。
今回は小学生の頃の思い出話。夏休みにお祖父様・お祖母様のいる鹿児島で過ごし、1人で東京に戻る筈のYS11が、羽田空港で起きた事故のため着陸できず伊丹空港に降り、新幹線に振替輸送になった時の体験談でした。
病人と婦女子を優先して指定席に振り替えると言われた時、自分から婦女子(つまり女子供)と名乗り出るのが恥ずかしくて歯を食いしばっていたという祐一郎くんのエピソードが何とも可愛らしいです。結局別の親子連れが東京まで同道してくれることになり、夜の新幹線で緊張と心細さがほぐれたのか鼻血を出してしまったそうですが。

で、こういう話を聞くと、早速調べずに居られない自分。
恐らく、1966年8月26日に発生した「日本航空羽田空港墜落事故」が該当する事故と推測されます。午後2時35分に発生した事故であることから、夜の新幹線に乗ったという記述とも符合しますし。
ただ、山口さんの文章には「小学校三年の夏休み」とありましたが、1966年8月は9歳で小学4年生の筈なので計算が合いません。と言っても、20代前半の出来事を全部「ハタチの時」にまとめてしまう方なので、1年ぐらいの誤差は平気でありそうです。大体「その年に開通した新幹線」と書いてますが、新幹線の開通は1964年だったりします。

ちなみに当時の鹿児島空港は「鹿児島市鴨池新町」にあったそうなので、お祖父様のお家からはかなり近かったのでは?とそんな想像もしています。
……さて、『レベッカ』もだけど、今さんが出られる(家定様の役だそうです)明治座公演『天璋院篤姫』も、友人と観に行くつもりなので相談しなければ。