日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

8月のお便りから

この週末は観劇はちょっとお休み。トークショーにも心惹かれるものがないと言えば嘘になりますが、自宅で過ごしております。
そんなことをしているうちにFCから今月の会報が届きました。例のイベント、またやるのね。申込しなきゃ、ふむふむ。今さんのエッセイにある、謝先生が大手術を乗り越えたって何?知らなかった!回復されて良かった!等と思いつつ、祐一郎便りをチェック。
今月のエッセイは植物園(温室)の避雷針をキーワードとした「少し不思議」な要素が入った掌編物語でした。役者やミュージシャンが自宅に併設、あるいは外に借りるなどして何らかの形で専用稽古場やスタジオを持つという話はよく聞きますが、どうやら山口さんもちゃんとそういうお部屋をお持ちなのですね。限られたお稽古時間の中、一人で心置きなく集中して、真剣に科白や歌を、そしてきっと演技やダンスも身体に叩き込む様子を想像して嬉しくなってしまいました。
例えばTdV公式ブログの6月の記事演出家山田さんのブログで、歌入り読み合わせ稽古にて山口さんが超絶ロングトーンを披露し稽古場を熱狂に包んだというエピソードが載ってましたが、湖を美しく漂うために足元は人一倍一所懸命泳ぎまくる白鳥さんの姿がほの見えた気がします。

にしても、11歳(1956年10月生まれの男の子は1968年の夏休みはまだ11歳の筈(^_^))で熱帯植物園でアイスキャンディーを半分こして食べながらデートって、ある種の人にはリア充って言われてしまいそうです(^_^;)。これもまた、女の子のキャンディーを咥えた「金魚みたいな唇」を内心ドキドキしながら見つめる少年祐ちゃんのさまを思い浮かべると、もう可愛くて仕方ないのだけど。

……妄想しすぎでしょうか?きっと厳しき残暑のなせる業です。どうかお許しを。