日々記 観劇別館

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『篤姫』第4回感想

今日は『ペテン師と詐欺師』を観てきて帰宅(感想は後ほど)、胃の辺りがふらふらして力の入らない身体に鞭打って、テレビの前に座りました。
今回の忠教様は、兄上に謙虚に謁見する場面と、お城に集められた島津一族の皆さんと能を鑑賞する場面、それから、息子に向かって「何ぃ、今和泉の姫に惚れただとぉ?」と怒鳴る場面とで登場してました。あと、いつもの、兄上とワインを酌み交わす回想場面も。
忠教様は全体に抑えめの発声なのですが、声の良い人は抑えていても良い声なんだなあ、と思いました。来週は彼の息子と於一の縁談が持ち上がるようなので、きっとワンシーンぐらいは出演してくれることでしょう。
でも今回の美味しい所は兄上が持って行ってましたね。自分に仇を成そうとした者を罰さない理由を、立場を忘れ問いつめてくる於一に対し、力に力で応酬していく連鎖は憎しみしか生み出さないと諭す場面。物語がいよいよ本格的に回り始めた、と感じた瞬間でした。このやり取りで於一が将軍家に輿入れする姫として見込まれることになるのですね。
ちなみに体調不良は夕飯を食べたらしっかり回復。どうもお昼をろくすっぽ食べずにケーキぐらいしかお腹に入れていなかったのが原因だったようです(笑)。