日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

2006年を振り返って

早いものでもう2006年も大みそかを迎えます。今年は1月の『ベガーズ・オペラ』観劇を皮切りに、2月『屋根の上のヴァイオリン弾き』、4月『レ・ミゼラブル』、5月『エリザベート』、6月『ミー&マイガール』、7〜8月『ダンス・オブ・ヴァンパイア』、9月『オペラ座の怪人』、10月『AKURO』、11〜12月『マリー・アントワネット』と、3月を除きほぼ毎月何かしか観ていた1年でした。2006年観劇納めがM.A.だったというのは何とも微妙な気持ちですが(先日友人との会食で「こんな別れ方は……イヤ!」と嘆いてしまいました(^^;))、様々な演目との出会いが実に新鮮でした。

自分が舞台に嵌る端緒となった山口祐一郎さんについても、色々と考えさせられた1年でした。彼がある観劇ファンからは熱狂的に支持される一方で、別のファンからは嫌われる、あるいは冷たい評価をされる理由も何となく理解できてしまいました。あくまで「理解できた」だけで、自分の応援する気持ちは何ら変わっていないのですけどね。
#むしろあの強烈な個性を「ウザい」としか思えない人を逆に「価値が分からず哀れ」とすら思っていたりして……あわゎ(@o@;)
逆に、美声でも何でもないけれど、卓越した演技力と場を引き締める存在感とで賞賛とか批判とかのレベルを軽く飛び越えてしまう市村正親さんの凄さなんていうのも感じたりしておりました。今年の舞台は屋根ヴァとTdVしか観ておりませんが、来年1月末に主演の『スウィーニー・トッド』を観る予定。楽しみです。

1年を終えるに当たって、舞台との出会いのきっかけを作ってくれた友人達、そして、時折渋い顔を見せながらも毎回快く送り出してくれた連れ合いに心から感謝したいと思います。
2007年の観劇始めは、新宿コマ劇場エリザベート来日コンサートの予定です。それまで風邪やウイルスにやられないよう踏ん張るつもりです。それでは皆様、良いお年を。