もう一昨日のことになりますが、雑誌『BEST STAGE』2009年7月号に、山口さんと石川禅さんの対談が掲載されていると他の方のブログで知り、書店に買いに走りました。
写真の服装からすると、4月末のTdVの製作発表の前後に撮影・収録されたもののようで、お二人のくだけた感じの表情が印象的です。
インタビューで印象に残ったのは、ロングラン公演中のコンディション保持の話です。山口さんの、禅さんはロングラン中も無理せず自然にコンディションを整えている、そういう所を見習いたい、という言葉に対して禅さんが披露された、1999年のレミゼの稽古の時山口さんに、
「自分を守れるのは自分だけだから、ここ（喉）を大事にしてね」
と語りかけられたというエピソード。
コンディション保持に努力しても、それでも体力的な限界はあったりするわけで、毎日何時間も演じて歌いつつ喉を保つというのは本当に大変なことなんだろうと思います。「2曲分の歌唱を要求する曲」*1や、今回の禅さん仰るところの「早口の歌」を帝劇で2ヶ月、博多座で1ヶ月歌い続けるお二人を、静かに熱く応援しております。
