日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

『レ・ミゼラブル』カーテンコール(2011.5.8マチネ)

本日の『レ・ミゼラブル』、山口さん・岡さん・原田くんの楽日公演を見てまいりました。
帰宅後に寝落ちしてしまったので遅くなりましたが、取り急ぎカーテンコールについてのみ先に書いておきます。感想はぼちぼち。

本日が楽日の原田くん、岡さん(ジャベールとしては楽で5月10日からはSPキャストアンジョにシフト)、そして山口さんのお三方からご挨拶がありました。既に公式サイトに動画が上がっていますが(YouTubeのリンク)、あえて記憶に頼ったエッセンスのみ記します。正しい発言は動画の方でご覧ください(^_^)。
初めに原田くん。駒田さんから「ガブローシュ、アンジョルラス、マリウスの3役で出演した、こんな奴は他にいない!」とご紹介。
「震災の起きた3月11日は稽古場にいました。翌日は稽古がお休みになり、その次の日に皆と会えた時、元気で会えることの幸せを感じました。9歳、いや、11歳の時にこの舞台に立ったことで、自分の人生は変わり、俳優業を歩むことになりました。『レ・ミゼラブル』は自分の人生にとって大げさなぐらいの作品です。後ろを見たら泣きそうなので見ませんが、支えてくれた観客の皆様、そして、兄のようであり、親のようであり、師匠のようでもある岡幸二郎さん……(ここで感極まり詰まる。岡さんが歩みでて肩を抱く)……に、感謝しています」

続いて岡さんからご挨拶。駒田さんのご紹介は「兄のようであり、親のようであり、師匠のようでもある岡さんです!」でした(^_^)。
……で、申し訳ありません。細かい内容を覚えておりません。とにかく、「あのいつもクールな美貌を誇る岡さんが、言葉に詰まって泣いた!」という事実に衝撃を受けたあまり、前後の記憶が飛んでしまいました。

最後に、山口さん。暑い日でしたので衣装のシャツの胸元が軽くはだけ気味でしたが、あばら骨らしきものがちらりと見えて、随分痩せちゃったんだなあ、と心配です。
駒田さんからは「いつも舞台裏で皆に優しい言葉をかけてくれる、自分では『おじいちゃん』と言ってますが素敵な『お兄さん』です!」とご紹介。まず、
「『レ・ミゼラブル』は今日で終わりですが、次は『三銃士』に、赤いちゃんちゃんこ、ええとリアル赤ちゃんちゃんこですが、で出演します」
と、一応新作を宣伝してみようとした一言。リアル赤ちゃんちゃんこって何を言い出すんだお兄さん!それがリシュリューのことだとファン以外分からなかったらどうするんですか!とこちらが動揺するのに構わず続くご挨拶。
「次回からレミゼはリニューアル、リボーンするわけですが、そのオーディションがありましたら、参加できるように明日から頑張ります。ありがとうございました」
……こ、これって続投への挑戦宣言と受け取っていいんですか?とこちらはまた心臓バクバク。ご挨拶はこれで終了でした。
山口さんのチャレンジ宣言、冗談でなく本気と取りたいと思います。少なくとも今は。同時に、原田くん、岡さんまでが泣く最中、意地でも泣くもんか!という54歳男子の矜持を見せられたような思いです。