本日午後、東日本を襲った地震。私の住まいのある場所も、震度6強(最初「6弱」と聞いてましたが「6強」に修正されたようです)の揺れに見舞われました。
15時前から繰り返される大揺れに怯え、規制が掛かって通じない電話にいらだち、今日たまたま上京していた職場の上司、同僚の安否確認ができないことに焦りながら、日頃の物を片付けられない悪癖の結果、書類が全面崩壊した机と残務を粛々と片付け。
その後、無事上司らの安否についても確認。交通機関麻痺のため、帰宅は困難であるかも知れませんが、まずは無事を喜びました。
そして帰路。停電のため所々点灯していない信号にびびりつつ、家族の車で自宅に戻ると、職場以上に様々ながらくたが床に散乱。書棚のある部屋も資料散乱。めげそうな自分を奮い立たせて、どうにか生存に必要な動線だけを確保しましたので、気持ちがまだ多少高ぶっていますが、今日はもう寝ます。
一言だけ未練。明日本当は、東京にこまつ座『日本人のへそ』を観に行く予定にしていたのでした。ですが、自宅がそれどころではない上、交通機関の麻痺はまだしも、そもそも上演自体行われるのかどうかも分からないこの状況。とても残念ですが、今回は見送りとせざるを得ないようです*1。
関東者につき、今回のような大地震に遭遇したのは生まれて初めてです。楽しい観劇生活は平時の穏やかな生活あってこそ成り立つのだと、深く感じ入っております。そして、きっとどこかの劇場へ遠征を予定していたのに、被災者としてやむなく避難所で過ごされている方もいるに違いない、などと思いを馳せるたび、胸が締め付けられそうになります。
また、深夜のニュースで流れる、火の海となった気仙沼の街の映像や、津波で数百人の方が亡くなられたとのテロップを見遣りながら、泣きそうな気持ちになっています。
地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、全ての被災者に少しでも早く平穏な日々が戻りますよう、心から願っております。