日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

『acteur』No.20(2010.9)感想

エリザベート』の記事掲載、ということで昨日書店で購入してきました。ちなみに昨日の外出はその書店行きのみです(笑)。どれだけ引きこもりなんでしょう、自分。

記事は全5ページ(p45-49)のみ、3トートが黒系で統一した衣装で決めた3ショット写真が1ページ、3人へのインタビューは顔写真も含めて各1ページずつ、稽古場レポートは3分の2ページで写真も2枚程度、と分量はやや少なめです。
しかし内容は意外にぎゅっと濃縮されていて読み応えがあります。
山口さんのインタビューの「神がかりを演じることへの悦び」発言は他の雑誌でも取り上げられていましたが、かなりのインパクトがありますね。
やはりインタビュアーさんの地の文がやや多めですが、ご本人の発言部分で、再演の可能性がある作品の台本や譜面を定期的におさらいする習慣について語られているなど、山口さんの仕事に向き合う端正な姿勢を上手く拾い上げてくれているな、と思いました。また、地の文で山口トートについて「人間を凌駕するカリスマがありながら、誰もが共感できる切なさや哀しさを漂わせる」と書かれていて大きく頷いたり。
顔写真は、他の2人が静止状態で写っているのに、何故か山口さんだけ何かを楽しげに語っている最中のような手振り付き。いい表情をされています(^_^)。あとどうでも良いことですが、3ショット写真の山口さんの足元、『LOOK at STAR』の写真と同様、やはり靴下を履いていませんでした。

他にも石丸さんによるトートの曲の分析とか、実は自分の衣装の露出度が一番高いことを気にしているとか*1、また、城田くんが一見恵まれていそうな容姿故に逆に映像出演などでハンディを背負ってきたとか*2、そういった興味深い発言がありました。
私的には、石丸トートを観る日程がやっと決まったこともあり、より面白くインタビューを読むことができました。
ちなみに9月18日に石丸トートと山口トートをマチソワの予定です。石丸さん、もう少し早く観たかったのですが、なかなか自分の観劇スケジュールと合わず、結構遅い時期に観ることになってしまいました。でも楽しみにしています。

*1:ニュー・ブレイン』で観た限りは細身ですがきちんと作られた身体をされてました(^_^)。

*2:この辺は山口さんがお若い頃の不遇にやや通じるものあり。