日々記 観劇別館

観劇(主にミュージカル)の感想ブログです。はてなダイアリーから移行しました。

読売新聞(夕刊)のTdV劇評(2009.7.22掲載)

劇城では本日7月26日のクコール劇場についにバカ息子(笑)が登場したようですね(公式ブログ)。クコールをねぎらうと見せかけてフェイントで大雪を降らせてました。これは第2対決もありそうで、楽しみです。そのうち生対決に遭遇できると良いなあ。

さて、TdVの公式ブログでも紹介されていた、7月22日の読売新聞夕刊に掲載されたTdVの劇評を、ようやく図書館でコピーして入手することができました。
掲載されたのは夕刊の「瞬間旬感」というコーナーです。私の入手した版では7面に載っていました。

感想ですが、カーテンコールに視点を置いた評というのが面白かったです。と言っても別に本編を軽視しているわけではないので(ちゃんとお話の面白さにも触れています)、そこは誤解なきよう。
「カーテンコールが楽しみで劇場に行く人」が本当にいるかどうかは謎ですが、「パラパラ」や「盆踊り」に通じる、年齢、性別を問わず「みんなで一緒に踊って楽しむ。すごい一体感」はまさにその通りだと頷きました。特に盆踊りは伯爵の手つきが(自粛)。
写真も大きいのが1枚載っていますが、フィナーレの、伯爵のアカンベタペストリーが降りてきた瞬間のものなので、伯爵の本体は写っていません。教授も不在。そこが唯一残念な所ですが、巨大コウモリ羽根を背負った伯爵のインパクトや歌巧者な皆さんの実力はやはり劇城で堪能してね、ということなのでしょう。

ついでに、同じ公式ブログに掲載されていた、王子・高見沢俊彦氏のコラム(22日夕刊8面掲載)もコピーしてきました。ウィーン版TdVをご覧になったことがあるそうで、ちょっと意外。
「シュールな物語にコミカルな要素を加えたステージはダンスも含めて圧巻」
と書かれていた他、永遠の命故に「終わりがない」ヴァンパイアのもの悲しさ、辛さについても触れられていました。
記事にはヴァンパイアをモチーフにした新曲のジャケット写真も載っていましたが(参考:asin:B002CTV26I)、Takamiy王子の年齢を超越した美麗ぶりも伯爵の中の方に負けず劣らずなかなか圧巻ですね。きっと生き血を吸っているに違いありません。