先日マチソワして感じたのですが、やっぱり舞台を観に行くのは楽しいです。ジキハイって展開が一見ダイナミックそうでいて実は極めて繊細に作り込まれた劇だな、とか、MAで井上フェルセンはマリーに対してプラトニックっぽいけど今フェルセンは絶対にそんなことないだろう、とか、高尚なことから下世話なことまで色々思いを巡らす面白さに取り憑かれています。
そんな中、世間では様々な事件が起きてしまっています。特に長崎市長のあまりにも理不尽な射殺事件。25年来ひっそりと地味に静かに応援し続けているさだまさしさんと関わりの深かった方なこともあり、どうしてあんなに下らない理由で殺されなければいけないの？と思わずにはいられません。そんな日にも他の方の観劇ブログや新作の上演情報を追いかけている自分が虚しく思えたりして。
そんな中で岡幸二郎さんのブログの記事を拝見しました。そうか、こんなご時世だからこそ娯楽って大事なんだし、むしろ大手を振って楽しんでいいんだ。そして、役者さん方は時代がどうあろうとひたすら板の上でベストを尽くそうとされているんだ。短い記事ですが、ちょっぴり勇気づけられるとともに、舞台を観られることの幸福を噛みしめた一文でした。
