日々記 観劇別館

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東宝TdVのCD到着!

本日夕方、無事帝劇売店から、ミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」ハイライト・ライヴ録音盤(TOHO E-0608)が届きました。根拠もなくポスターの伯爵とサラの写真がジャケットになると思いこんでいたのですが、実際はウィーンのハイライト盤と同じロゴマークだったのはなーんだ、という感じです。でもブックレットにはポスターの写真が使われていましたし、ジャケ裏は「抑えがたい欲望」の伯爵。DISC 2のケース下にはマント翻し伯爵がいらっしゃるので、許します。
まだノートPCのしょぼい音環境でしか聴けていませんが、音楽を聴くだけで夏の帝劇の雰囲気が蘇ってきます。今帝劇でかかっているM.A.も、あれはあれで面白いとは思うのですが、やはりTdVのように後味爽やかで笑って帰れるミュージカルは良いですね。CDは音だけなので、あのチープな舞台装置はひとまず脳内上演データからデリートしています(^_^;)。
本編だけでなく幕間の「クコール劇場」で舞台上にちょろちょろ現れるクコールの姿や、ヘルベルトのセクシーコスチュームにお目にかかれないのは残念ですが、伯爵のバズーカロングトーンも堪能できますし、教授の早口ソングも楽しいし、Wアルフレートもそれぞれに可愛いし、ちひろサラは小娘感満載だし、生では一度しか聴けなかったアダルトなたまきサラもたっぷり聴けますし、レベッカママも田舎のオカンの力強さで満々です。また、上演期間後半(8月9〜11日)の録音なので、悪評高かった(?)シャガールパパやマグダの歌声も綺麗に伸びています。M.A.では惨殺される公爵夫人にキャスティングされてしまっている河合篤子さんの歌声も『夜を感じろ』の女声ヴォーカルとして聴くことができます。
#『夜を感じろ』はハードロック調のキンキン歌声で好き嫌いが分かれるようですが、私は好き。

ところで、ノートPCの音環境だから音がしょぼいと思っておりましたが、どうもそれだけのせいではないようです。確かに東宝エリザライブ版CDの音なんて、カーステにかけるとエンジン音で聞こえなくなるから、そのCDの時だけボリュームアップしてるもんねえ。
日本のミュージカルCDで音質が良いと思うのは劇団四季のCD。CATSオリジナル・キャスト盤(asin:B00005IJXN)なんて、20年以上前の録音なのに音ががんがん響いてきます。ラム・タム・タガーの歌なんて声が大きすぎてうるさいのなんの……って、それはもしかして歌ってる方の声自体が原因?